【感想・ネタバレ】月曜のこない部屋のレビュー

あらすじ

もう消えたい。
でも出たい。

就職難・8050・家族クライシス
孤独と焦りを抱え続ける146万人のひきこもり。

ひきこもり支援施設RS(リアルステップ)で
交錯する、家族の闇と再生の物語。

ベストセラー『看守の流儀』の著者が、
家庭の内側に迫る社会派ドラマ!

【著者からのコメント】
「ひきこもりが長く続く原因は家族にある」
ひきこもりの取材と膨大な資料から
何度も感じたことです。
「ひきこもりというのは、
ひきこもる当人だけをいうのでなく
その家族も含む」
「家族の心も当人と同じように
ひきこもっているのではないか」
いろいろな方の話を聞いてそう感じました。
本人と家族をがんじがらめにしつづける
固定化した関係とは、
いったいどういうものなのか?
これを溶かして、もう一度時間を動かすには、
どうしたらいいのか?
希望の物語だからこそ、きれいごとを抜きにして、
あえてザラザラした世界を描きました。
そうでなければ、現状を変える本当のヒントは
見えてこないと思ったから。
この物語が「出口のない穴でもがいている人々」の
何かのきっかけになってくれたらと
心から願っています。

【あらすじ】
ひきこもり支援施設「リアルステップ」で
働く矢島宇宙は、新人の栗本日菜子とともに、
依頼された家を訪ね、当事者を説得し、
社会復帰への道を探る仕事をしている。
ある日、疲れ果てた様子の女性が
施設を訪れる。
総合病院に勤めていた息子・敦司が、
5年前からひきこもっていて、
母親の服を切り刻む行動まで始まったという。
矢島は手紙や電話で敦司との接触を試みるが、
応答はない。
栗本とともに自宅を訪ねると――。


プロローグ
第一話 即興役者
第二話 ロスジェネの落武者
第三話 どこまでも王子
第四話 生き埋め二十年
エピローグ

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

身近にひきこもり事象を実感する体験がなく、そのためかノンフィクションでも読む機会はほぼ無かったので、ひきこもり免疫はほぼ無し。はじめて小説というかたちだが興味深く拝読。勿論ケースは千差万別なんだろうが、ひきこもる心の揺らぎ・揺れ動きを認識することができた。同じ石川出身ということもあり、城山氏には親近感あるが、前作「金沢浅野川雨情」で完全に大化けした印象で、前作ほどではないが、素晴らしい作品で、今後も非常に楽しみ。。

0
2026年09月04日

「小説」ランキング