【感想・ネタバレ】きみが明日、この世界から消える前にのレビュー

あらすじ

強烈な恋と青春の痛みを描く
最高純度の恋愛小説――。
ある出来事がきっかけで、生きる希望を失ってしまった幹太。朦朧と電車のホームの淵に立つと「死ぬ前に、私と付き合いません!」と必死な声が呼び止める。声の主は、幹太と同じ制服を着た見知らぬ美少女・季帆だった。その出会いからふたりの不思議な関係が始まって…。強引な彼女に流されるまま、幹太の生きる希望を取り戻す作戦を決行していく。幹太は真っ直ぐでどこか危うげな彼女に惹かれていくが…。しかし、季帆には強さの裏に隠された、ある悲しい秘密があった――。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

主人公の季帆と自分が重なった

この作品の主人公でもある幹太と希帆。
読み始めた時、季帆の幹太に対する言動が一体どういうことを意味するのか全くと言っていいほど分からなく、読み進めていても、いまいちピンと来なくて。
そして、幹太と幼なじみでもある七海、そして、季帆の過去が徐々に解き明かされていくうちに、段々と幹太の考え方や七海の想い。そして、季帆の苦い過去。自分にはこれしかないと思っていたもの。それをすると周りが喜んでくれる。自分を凄いと言ってくれて、自分を頼りにしてくれる。
最初はそんな純粋な思いでやっていたことが、気付けばそれしか見えなくなって。気が付けば周りとの距離も離れていく。落胆したような表情に、周りの目線や言葉。自分の気持ち。
そこで描かれていた、季帆の感情がまさに過去の自分や今の自分と重なって、読んでいてとても胸が苦しかった。そんな思いを抱えたあの日に幹太と出会い……読み進めていくうちに思わず涙が零れそうになりました。
幹太、幼なじみの七海、季帆のそれぞれの過去や感情がとても繊細に描かれていて、読み進めていく手が止まらなかったです。
この作品と出会えて良かったです。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

恋愛小説を読むのは小学生以来だった(たぶん)。此見えこさんの本が気になっていたのと、表紙のイラストに惹かれて手に取った。真っ直ぐで、少し危なっかしくて不器用な季帆の性格が魅力的だった。また、幹太の「離れてほしくない」という独占的な感情が、七海の成長を願えるように次第に変化していく過程も印象的だった。後半の幹太と季帆の展開は少し早かったようにも感じたけど、それも含めて高校生らしくて青春だな〜と思った。青春を丸ごと詰め込んだような作品だったと思う。あとがきもすごく刺さって、読んだ後にじんわり余韻が残る作品だった。恋って、生きる原動力になるものなんだなと感じた。

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2026年04月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

【2025年3冊目】
タイトルと表紙に惹かれて手に取った1冊。
ラノベなんて高校生ぶり笑

幼なじみに素直な気持ちを伝えられないうちに相手に恋人ができて失恋をする主人公と
そんな主人公に真っ直ぐな想いをぶつける女の子のお話。

最初は女の子があまりにぶっ飛んでいて正直訳分からないなと思いましたが、
過去が少しずつ明かされて行くとともにいつの間にかそのキャラにのめり込んでる自分がいることに気が付きました。
怖いくらい素直で裏表の無い想いというのは時に人を救うものだと思い、そして、人にとってトラウマと同じくらい成功体験は影響を与えるということを感じ、自分にとって何をトラウマに感じ、何を成功体験として捉えているのか、自分自身過去を振り返るきっかけにもなりました。

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2025年02月12日

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