【感想・ネタバレ】さらば、夏の光よのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まったく全員が幸せになれなかった。
みんな悪くない。
みんな愛すべき人を愛しただけ。
あまりにも辛い物語。
もし神様がいるならこんな酷い話はないでしょう?と言いたくなる。

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2015年06月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『父親』を読んで、良い作品だなぁと思ったので遠藤周作2冊目読んでみた。

真っ先に連想したのは、大好きな作品
『こころ』夏目漱石
『友情』武者小路実篤
この2作に似るものがあると思う。

男女間の三角関係(男2女1)のもつれの話。
こころも悲しいけど、これも相当に悲しい物語。

京子の人生が悲しすぎる。
この時代じゃなければ、野呂と結婚せずにシングルマザーになってたんやろな…赤ちゃんが無事に生まれたら。
時代だけやね。それが悲しすぎる。
一途にトンちゃんを思って、やのに野呂と結婚しても、野呂は優しいから余計つらかったやろうな。

読み進めていくうち、まさか野呂も自殺?と思ったけど、それはなかったからまだよかった。
誰一人、幸せになれない物語。
でも読んでよかった。
やりきれない気持ちになります。

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2011年12月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すぐ読み終えられたが、サラリと流せないような痛みが心の奥に残った。
善良であれば、善良であっても、善良だけでは、、、
3名はそれぞれに、一番欲しいものを手に入れられなかった。でも3名が選んできた道は間違っていないのだ。たとえ最良の選択でなくても、それを繰り返して人は生きている。

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2019年09月30日

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