【感想・ネタバレ】殉教カテリナ車輪のレビュー

あらすじ

東条寺桂――制作期間わずか五年の間、憑かれたように五百余点の絵を描き上げ、やがて自殺を遂げた画家。彼に興味を持ち、作品について調べ始めた学芸員、矢部直樹の前に浮かび上がったのは、意外にも数年前の聖夜に起きた二重殺人の謎だった。二つの部屋でほぼ同時に、しかも同一の凶器で行われた不可能極まりない密室殺人の真相とは。そして桂が遺した二枚の絵、《殉教》《車輪》に込められた主題とは何だったのか――。図像解釈学とミステリの邂逅により生み出された、緻密にして哀切感漂う本格推理。作者自身の筆による絵が添えられた点でも話題を呼んだ、第九回鮎川哲也賞受賞の傑作。/解説=有栖川有栖、新版解説=若林踏/※紙書籍版とはカバー画像が異なります。

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Posted by ブクログ

第九回鮎川哲也賞受賞作。
核となる物理トリックそのものは好みが分かれそうなところだけれど、作品内の仕掛けや文章が纏うアンニュイな雰囲気はとても好みで唯一無二。
自分自身に美術的な知識が全くないため、事件が始まるまではやや間延びした印象だけど、前提知識を持った上で読めばより楽しめたのかなと思う。

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2026年10月22日

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