あらすじ
【内容紹介】
なぜ、大前研一は世界的戦略コンサルタントになれたのか。
累計900冊目にして初めて明かされる、大前研一の「思考の原点」!
日本はもちろん海外のビジネススクールでもテキストとして読まれている名著『企業参謀』はいかにして生まれたのか。マッキンゼーで鍛えられた問題解決思考とは何か。戦後日本を代表する経営者たちから何を学び、国家や企業の未来をどう読み解いてきたのか――。
大前研一氏にとって累計900冊目となる本書は、単なる自叙伝でも、成功談でもありません。55年以上にわたる知的アウトプットを振り返りながら、「答え」ではなく「考え方」を伝える一冊です。
本書では、
●大前氏が自ら振り返るこれまでの代表的著作
●世界的名著『企業参謀』誕生秘話
●マッキンゼー流問題解決の本質
●松下幸之助、盛田昭夫、川上源一ら名経営者との交流から得た学び
●日本と世界の最新情勢に対する大前研一の提言
●これからの時代に求められる人材育成論
までを余すところなく収録。
AI時代だからこそ重要になるのは、「知識」ではなく「思考する力」。経営者、ビジネスパーソン、起業家はもちろん、これから社会に出る学生まで、あらゆる人に役立つ「問題解決の思考法」を学べる決定版です。
「正解のない時代」を生き抜くために、日本が世界に誇る知性・大前研一が贈る、55年の知的集大成。
【著者紹介】
[著]大前 研一(おおまえ・けんいち)
早稲田大学卒業後、東京工業大学で修士号を、マサチューセッツ工科大学(MIT)で博士号を取得。日立製作所、マッキンゼー・アンド・カンパニーを経て、現在、ビジネス・ブレークスルー大学学長。著書に『第4の波――大前流「21世紀型経済理論」』『経済参謀――日本人の給料を上げる最後の処方箋』(ともに小学館)、『企業参謀――戦略思考とはなにか』『日本の論点』シリーズ(ともに小社刊)など多数ある。「ボーダレス経済学と地域国家論」提唱者。マッキンゼー時代にはウォール・ストリート・ジャーナル紙のコントリビューティング・エディターとして、また、ハーバード・ビジネス・レビュー誌では経済のボーダレス化に伴う企業の国際化の問題、都市の発展を中心として広がっていく新しい地域国家の概念などについて継続的に論文を発表していた。この功績により、1987年にイタリア大統領よりピオマンズ賞を、1995年にはアメリカのノートルダム大学で名誉法学博士号を授与された。英国エコノミスト誌は、現代世界の思想的リーダーとしてアメリカにはピーター・ドラッカー(故人)やトム・ピーターズが、アジアには大前研一がいるが、ヨーロッパ大陸にはそれに匹敵するグールー(思想的指導者)がいないと書いた。同誌の1993年グールー特集では世界のグールー17人の一人に、また1994年の特集では5人の中の1人として選ばれている。2005年の「Thinkers50」でも、アジア人として唯一、トップに名を連ねている。2005年、『The Next Global Stage』がWharton School Publishingから出版される。発売当初から評判を呼び、すでに13カ国語以上の国で翻訳され、ベストセラーとなっている。経営コンサルタントとしても各国で活躍しながら、日本の疲弊した政治システムの改革と真の生活者主権国家実現のために、新しい提案・コンセプトを提供し続けている。経営や経済に関する多くの著書が世界各地で読まれている。趣味は、スキューバダイビング、ジェットスキー、オフロードバイク、スノーモービル、クラリネット。ジャネット夫人との間に二男。
【目次抜粋】
■巻頭言|わが知的アウトプットとそれを生み出した思考法
■第1章|名著『企業参謀』はこのようにして生まれた
■第2章|マッキンゼー思考の本質
■第3章|名経営者の思考と行動法
■第4章|現実世界を読み解く思考
■第5章|対談・これからの人材づくり
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
久しぶりに大前研一さんの著書を読みました。
世界レベルで考えること、構造的に徹底的に
理解すること、現地に出向いて検証すること
など学び直しました。
思い切ったはっきりした発言も勉強になりました。
Posted by ブクログ
2026/08/11 「大前研一入門」初の自叙伝
世界に通じる日本の知性の代表者、
「戦略コンサルタント」を確立
1975年「企業参謀」日本中の経営者にインパクト クライアント殺到 ノウハウ本ではなく「問題解決の原理」の指南書=「思考の型」
「Problem Solving Approach(問題解決アプローチ)」が武器 どんなテーマでも、本質を見抜き、構造化し、解決策を導く
1.グローバル企業に進化する5つのフェーズ
①現地の提携代理店 輸出と販売
②自前の販売店の展開
③現地マーケティング・生産
④開発から販売まで一気通貫を現地化
⑤グローバルへ再統合 全体最適の実現
2.松下幸之助「素直な心」
→「変えなはれ」スクラップ&ビルド
変えてはいけない「不易」①住友銀行②フィリップス」
3.政治の劣化 小選挙区制で人材払底
天下国家論じられない①少子高齢化②外交③教育
手に余る個人金融資産
1,000兆円→3,000兆円へ 半分は預金
→リスクマネーにシフト、日本社会をチャレンジ体質へ
4.文科省による教育の劣化
工業化社会の教育のまま「規格・大量生産」向け
第3の波「IT革命」 第4の波「AIとスマホ」に対応できず
文科省の枠外では人材輩出・世界で活躍
アニメ・ゲーム・芸術・アスリート
5.海外の富裕層を取り込む
インバウンド戦略 GDP10%50兆円
6.国民皆保険の維持
①提供する医療サービスを限定 日用品は自己負担
②検査センターによる共同化
③デジタルデータの活用 IT化・AI活用
7.BOND・BBT大学での人材育成
テクノロジーの進化、グローバル競争の激化、キャリアの流動化
⇒✕何を知っているかではなく
☆変化の中でどう考え、どう適応するか
①現場で適用する問題解決力
②未来を見通す視点
③学び続ける柔軟性