あらすじ
いま多くの個人投資家が「いずれ起きること」と予想しつつも、具体的に備えることができていない「AIバブル崩壊」。その時が来たら「S&P500」「オルカン」はどうなるのか? 世界の機関投資家はどのように備えている? など、個人と日本の未来を守るための知識を金融界の最前線に立つ俊才があますことなく解説。
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Posted by ブクログ
分散投資の考え方を一歩踏み込んで解説す良書。日本で新世代の証券会社を立ち上げた人材でもあり、読みどころ満載。米国のテクノロジー企業の取組みも大変参考になる。個人投資家を対象に書いている点も非常に嬉しい。著者の今後の活動にも期待したい。
Posted by ブクログ
理論に非常に忠実で地に足がついた投資本です。良書でした。
今株式市場がAI半導体で形成されており直近も大きく調整されたばかりですが、果たしてこれはAIバブルの予兆なのか。筆者的にはノーです。確かにテック大手の利益は順調で、ドットコムバブルの様に異常なマルチプルは付いていない事、それにAIが世界を変え得ることは疑いようのない話だと。ただ、よく指摘されているNVIDIAを取り巻く資金循環の構図や、データーセンターへの投資が一部金融商品化されている状況を踏まえると、一気に剥がれ落ちる可能性は内包しているとの事。
一方、日本人はNISAでオルカンやS&P、日経225の投信を思考停止状態で積立てしているが大丈夫か、というのが筆者の問題提起です。
結局、オルカンも米国やAI銘柄の比重が高く、日経225にもソフトバンク株式を通じてAI半導体が入り込んでくるため、結局分散投資に全くなっておらず、AI半導体に依存しているのは確かにそうだなと思いました。だからこそ、債券や新興国株式等への投資が必要であると。勉強になりました。