あらすじ
チャーハンの歴史をたどれば、日本社会の「素顔」が見える!
国民食の一角にして、町中華の顔である「チャーハン」。当たり前の顔をして食卓に溶け込んでいるが、実は謎だらけの料理である。いつ日本にやってきたのか。いかにして、なぜ国民食となったのか。そもそも「チャーハン」とはどう定義されるべき料理なのか。本書ではそんな「チャーハンの謎」を徹底解明。チャーハンの歴史に取り組んだ初めての本になる。
本邦初、次々と明かされる新事実。チャーハンの敵は「豚臭さ」だった?! 洋風チャーハンの方が中国チャーハンより先だった?! 昭和30年代に巻き起こった「冷や飯論争」を解決したのはチャーハン?! 「パラパラ派」と「しっとり派」の飽くなき抗争の行方とは?! 「パラパラ」を言い出したのはだれ? 焼飯はチャーハンなのか、ピラフは? そして「炒めない」チャーハンも登場する現代、日本人はチャーハンに何を託すのか。
米粒大から覗き込んだ先に浮かび上がる、知られざる“日本人像”と等身大の“家庭料理史”。膨大な調査で、「米と油と日本人の150年史」を描く、愛と混沌のフードエンターテインメント!
【内容】
序章 身近なのに、謎を秘めた料理
第1章 中国料理店「3つのエポック」~チャーハンと町中華の起源~
第2章 マスメディアの形成と“大正の中国料理ブーム”
第3章 「主婦」の誕生 ~1900年のハムライス~
第4章 『きょうの料理』と国民食になるチャーハン
第5章 「冷や飯論争」と「ピラフはチャーハンか?」問題
第6章 「男の料理」という呪縛 ~パラパラ論争としっとり派の逆襲~
第7章 なぜわざわざ料理をするのか? ~「炒めないチャーハン」の時代に~
終章 米と油と日本人
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Posted by ブクログ
町中華ブームが起きる前から中華料理店の
定番メニューの一つといえば、チャーハンですね。
ラーメン、カレーに並ぶ国民食と言って
いいでしょう。
ではいつ頃から食べられているのでしょうか。
ラーメン、カレーはその成り立ちが数多くの
メディアで語れています。
しかしチャーハンははっきりしてないらしいの
です。
そして、チャーハンという料理の定義の曖昧で、
ピラフと何が違うのか。
最近では炒めないチャーハンもあると言います。
そして極め付けは、本物のチャーハンとは
出来上がった米粒がパラパラであるべきなのか。
という点です。
そうです。チャーハンはパラパラでなくては
ならない、と唱えた「美味しんぼ」
に取り上げられたチャーハンのことです。
チャーハンのあらゆる謎に迫る一冊です。
Posted by ブクログ
まずはお礼を言いたい
そこはきちんとしておきたい
ありがとう中国
ありがとう中国四千年
チャーハンを日本に伝えてくれて
お米の国にチャーハンを伝えてくれて
そもそもアメリカを米国とするのはいかがなものか、いや日本やろ!日本こそが米国やろ!違うチャーハンの話だった
チャーハン好きですか?
すみません
愚問でした
米の国(ややこしいわ)の人でチャーハン嫌いな人いませんね
そんな奴は帰れ!
わいももちろん大好きです
そしてこの本は「チャーハンとはいったいなんなのか?」という迷宮に果敢に挑んだ勇者の書でした
チャーハン
深いのよ
冷たいご飯と温かいご飯論争
卵の投入はご飯の前か後か、混ぜるなんてレシピもある
そしてそもそもチャーハンはパラパラじゃないといけないのか?
あと細かいので言うと、味の素使う?火加減は?などなど
まぁなんか結局なんでもありっぽいけどw
あと最近の冷凍チャーハンな
ちょっともう信じられないくらい美味しいよね
わいはやせの大食いなのでもっと量多くしてちょっとお得にしてほしいという希望は若干あるけど、うまいよね〜
それにしても人類の進化は果てがないな
こんな美味しい冷凍チャーハンが登場するなんて夢にも思わなかったもん
いや人類の進化をチャーハンで測るなよ!( ゚д゚ )クワッ!!
Posted by ブクログ
あとほんのちょっと中国ではチャーハン外食しないあたりを押してほしかったけど(猫まんまのレシピが載ってる料理本ってあるのだろうか、今だとありそう)、ともかくすごい労作。
Posted by ブクログ
日本人が思い浮かべる中華料理といえば、ラーメンやチャーハンだろう。どちらも中国にルーツを持ちながら、日本で独自の進化を遂げ、今や国民食ともいえる存在になっている。
本書では、そのうちチャーハンに注目し、日本でどのように広まり、現在のような姿になったのかをたどっていく。中国の炒飯と日本のチャーハンの違い、中華料理店だけでなく家庭料理として定着していく過程、さらには冷凍食品の登場など、さまざまな角度からチャーハンの歴史と文化が描かれる。
何気なく食べているチャーハンだが、その背景をたどってみると、日本における中華料理の受容や食文化の変化が見えてくるのが面白い。「チャーハンとは何か」という一見単純な問いが、読み進めるほど簡単には答えられなくなっていくところも、まさにタイトル通りの「迷宮」である。
本書をこの本棚で取り上げる理由は、文献研究の一つの型を見せてくれるからである。古い資料を丹念に調べ、チャーハンの起源や定義を見出していく過程は卒論であれば参考になるだろう。
身近な食べ物から文化や社会の変化を考えることのできる一冊。読み終えると、無性に町中華のチャーハンが食べたくなる。
Posted by ブクログ
チャーハンの歴史について記した:日本でのれきしは意外と新しい。明治後半、大正直前のようだ。色いろ調べた結果が書かれ、断定されておらず分かりにくいのだが、日本での初めは横浜聘珍楼らしい。この店は今はクローズした。残念である。
チャーハンの定義は最初はシンプルに「炊いたご飯を油脂で炒める料理」としている。問題ない。ところが色々調べるうちに、特にピラフとの境目の問題もあり、最後は「米と油をキャンパスに、好きな風味を描く自由な楽園」とした。考えすぎ。
Posted by ブクログ
<目次>
序章 身近なのに、謎を秘めた料理
第1章 中国料理店「3つのエポック」~チャーハンと町中華の起源
第2章 マスメディアの形成と“大正の中国料理ブーム”
第3章 「主婦」の誕生~1900年のハムライス
第4章 『きょうの料理』と国民食になるチャーハン
第5章 「冷や飯論争」と「ピラフはチャーハンか?」問題
第6章 「男の料理」という呪縛~パラパラ論争としっとり派の逆襲
第7章 なぜわざわざ料理するのか?~「炒めないチャーハン」の時代に
終章 米と油と日本人
<内容>
最近ブーム?の食べ物のルーツ探し本。ただチャーハンはわかりにくかった。焼きめしとチャーハン。ピラフとチャーハン。パラパラかしっとりか?近年の油を使わない…。的が絞り込めなかった気がする。それだけ奥深いのか、わからないだけなのか?