あらすじ
日本の介護をめぐる状況は今後、新たなフェーズへと突入する。2040年代に、介護にあふれる高齢者が400万人を超える見込み。衝撃の試算結果と実際の介護現場のルポをもとに、我々がどのように備え、国に何を求めるべきかを探る。
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Posted by ブクログ
ショッキングなタイトルだが、介護労働現場の実態や緻密な調査、日本医労連との連携など、多彩なリソースにより、20240年に介護人材不足等から2人に1人が介護を受けられなくなる将来予測は現実味を帯びている。第1部は、介護現場をルポルタージュによって、10症例を通じて高齢者の医療や介護現場の実態を詳らかにする。第2章では、介護人手不足や介護労働による介護難民が400万人時代となる事を多面・複眼で検証し、介護費用の問題から老後資金2000万円では足りないことも指摘する。また、以前から指摘されてきた就職氷河期世代の低年金や生活保護問題も丁寧に検証する。最後に、「介護の社会化」をすすめる上で最も重要な社会システムとしての介護基盤の再構築として、介護報酬の10%引き上げによる介護事業の安定と介護人材の確保の両面の重要性を指摘する。安部政権時代から軍国化が進む日本で、高市政権では更に加速した軍事要塞化日本では「姥捨て山の再来が来る」と警鐘をならす。何度でも叫ぼう「ミサイルよりケアを」。