あらすじ
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一塊の肉と化した屍体の群舞、阿片中毒者の阿鼻叫喚、残虐きわまる拷罰の歴史、現代にいたるこの世の闇の側。美麗と醜悪、此岸と彼岸、大いなるアンビヴァレンスに魅入られた世界を、アンダーグラウンドの白眉が硬質の水晶体で透徹する、哄笑と哀惜の一大博物誌。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
どう感想を書いたらいいのかちょっと分からない本だった。
小夜曲風猟奇犯罪実話の章は首を掻っ切られたり、縫い合わされたりした死体の写真が載っているから、ちょっとギョッとするし外では読めない。死体写真だけでなく解剖図もたくさん。
阿片楽園の章は男性に現れる阿片の禁断症状が激しくてゾッとするし、阿片中毒者が阿片代のために死ぬ寸前の別の中毒者から衣服を剥ぎ取る話は地獄