あらすじ
大移動がはじまった。
導人(しるべ びと)は、終わりを担う者。
一族を守るため、新天地へ。
荘厳なカタルシスをよぶ、書下ろし冒険ファンタジー
ユリネ、クロトビ、ホツルギ、同じ導人(しるべ びと)の仲間と不思議な石を得たシズクは、皇都を脱出する。
乳白色のその石は、理想郷につながる扉の在りかを知らせる地脈の種だった。
諍いの絶えなかった五つの民が集い、新天地を求め大移動をはじめる。
扉とは。永遠とは。滅びとは。
冒険ファンタジー、完結。
〈文庫書下ろし〉
本書の主な登場人物
【シズク】英雄「導人(しるべ びと)」に選ばれる。幻の目をもつ
【ユリネ】樹木医〈花の民〉の子孫
【クロトビ】星読み〈天(そら)の民〉の子孫
【ホツルギ】戦士〈人の民〉の子孫
【クァン・光雲・トルク】皇王の弟
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
いやーーー…上巻で描かれた設定をほぼぶん投げたオチでびっくりした。
政治や差別について掘り下げていく話になるかと想定していたけど、都合のいいオチのために置かれた設定で終わってしまいモヤモヤ。
導人や皇弟が外の世界を知り代わっていくという筋書きはいいけど、肝心の変化がかなり急展開。
クァンの変化はもっと丁寧に書くべきだし、ちょっとご都合すぎる感…。
全体的にキャラクターを調理しきれなかった印象。
さらに村から生贄のように差し出された人たちがそのまま犠牲になり村人たちは願いを叶えました…というのはあまりにもひどくないですか?
上巻でいいテーマだと思っただけに下巻でがっかりしました。