【感想・ネタバレ】立正安国論のレビュー

あらすじ

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700年余り前、危機に直面した日本。更なる危機を予見し、どう生きるべきか考え抜いた男・日蓮。危機の時代を生き抜く術がここにある!

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Posted by ブクログ

様々な経典をあげて、何故に謗法をしてはいけないかということと、法華経を信心する理由を丁寧に書いてある本。

金光明経、涅槃経、大集経、薬師経、その他、誰でも一度は聞いた事があるような経典の名前が次々出てきて、それを正確に引いている(らしい)
その学識と情熱のすさまじさには驚くばかり。

らしいというのは、私もそれらの経典は名前は知っているが小説や謡曲などでなぞったことがあるだけで、原典を読んでいないからだ。

とにかく説得力が違う一冊。
他宗攻撃ばかり取り上げられるが、何故そう言われてしまったのかは、立正安国論を読めば全然見方が違ってくるかもしれない。

また、この立正安国論では再三、国難について他国からの侵略だけが来てないと説いてあるが、それを説いたあと、ガチで蒙古襲来があったことはあまりにも有名。
他の国難も大体、本当にあったことだと歴史にあるので、本当にびっくりしてしまう。

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2024年02月29日

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