【感想・ネタバレ】株式会社 夫婦のレビュー

あらすじ

「結婚を人生の墓場にしない可能性を見出したい」をモットーに夫婦運営を続けてきた、10年に渡る壮大な実験の記録がここに。

Xで大バズり連発!共感と衝撃が止まらない、話題の夫婦エッセイ!

【推薦コメントをいただきました】

チュートリアル 徳井義実さん
今年51歳・独身の自分にとって、「俺、結婚に対する不安や疑問を相談したことあったっけ?」と、私に対する手紙と思うくらい、刺さった。
この本は、政府にはできない少子化対策だ。

ひうらさとるさん(『ホタルノヒカリ』作者)
痛快!“結婚は会社の運営“と割り切るドライさが超ド級にラブい♥
下田美咲の最新人生哲学!

サトマイさん(『あっという間に人は死ぬから』著者)
AI使って記事を量産するだけの輩には出せない、身体性を伴った知性を感じさせる、すごい文章!
「結婚は墓場」の事例を収集した先に、それでも結婚を選んだ著者だからこそのメッセージが詰まっている。


はじめに
~ずっと「結婚は人生の墓場」だと思っていた~

1章 結婚生活は勝手に楽しくはならない

夫とのデートが楽しくなくて、壮大な考え事が始まった春のこと
「夫婦だから一緒にやる」じゃなくて、「夫婦でいるために一緒にやらない」
結婚が怖いあなたへ 初婚なんて、離婚が大前提
「あなたのため」ではなく「私が幸せじゃないから」と言う勇気
「距離感の調整」のススメ~自分で用意できるものが少ない人ほど、配偶者に求めるものが増えるのは基本原則
命の授業、開幕

2章 子供が産まれると夫婦はなぜこんなにもこじれるのか

仮面夫婦にならないために。「どうしても椅子に足をあげたい」と宣言した日のこと
家事・育児は"嫌悪感製造機"なのである
名もなき家事、「あなたがやらないせいで私がやる羽目に」は勘違い
夫の心を折るのに二年かかった、「子どもの習い事戦争」のこと
あなたの気持ちは超どうでもいい。善意のレイプに要注意!

3章 夫婦が試される、男と女の現実

パンツを脱がない性行為の幅が広ければ広いほどよい
「奥さんのことが大好き」なのに不倫をする男の正体
夫婦喧嘩は『謝っておしまい』では危ない 嫌いになるか本当に仲直りできるかの別れ道のこと
夜這いは惰性で応じず本気で断る
探偵ごっこ癖は「結婚は人生の墓場」の入り口

4章 夫婦運営は終わりのないプロジェクト

夫婦運営にマストな「本音を言う技術」
「私はもう、あなたの子どもは産みたくない」人は言えていない本音があると態度で表そうと変な方向へ行く
自分の人生を広げる力、持ってる?
魔の10年目。この結婚、継続するのが正解なのだろうか?

おわりに
~言えないタイプの私が、言える妻になったキッカケ~

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

感情タグはまだありません

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ


・結婚の本かと思ったが、人間関係構築本だった。今年見た本で、有益な部分が1番多かった。

・優しい言い方をすることは、優しさじゃない。察してちゃんはタチが悪い。伝えるための言葉は、相手が理解できる言葉を選ぶべき。自分にとって言いやすい言い回しに逃げるのはむしろ身勝手で保身である。

・夫婦やカップルにおける「る攻め」は要注意。そもそもなんのためのしりとりか理解する。(和めるコミュニケーションであり、娯楽である)

・いっぱい恋愛をして、自分がどういう人間なのかを知る。そうすると自分の魅力も異常さも知れる。

・舐められる人は、本人が自分を軽く扱っている。お互いに自分の価値を明言し合う。

・結婚生活に必要な愛とは、思いやることで、思いやることとは、相手の気持ちを大切にすることで、どれだけ「自分とは違う価値観を持った相手の気持ち」を大切なものとして扱えるかである。

・誤解を招かないために手間暇をかける

・パンツを脱がないせい行為の幅が広ければ広いほどいい。キスやセックスだけが性行為なのって乏しい。

・本音を適切に扱う。できれば言いたくないから淀むのか、言う必要性がないことなのかを見極める。何でもかんでも言えってことではない。

・自分の人生を広げる力がないと人生詰みやすい。

0
2026年09月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最近のパートナーシップの論調と被るところももちろんあるけど、何より赤裸々でリアルで、そして自分が結婚経験者であるからか、なお一層、この手の本の中で最近で一番ささった。ささったというか、夫婦のあり方は夫婦の数だけあるので、万人うけするノウハウや正解が書いてあるわけではもちろんないけど、わたしにとっては、下田さんの物事への向かい方に見習いたいところがいくつもあったし、もっとわたしも諦めずに実験し続ければよかった、とも思ったし、何より、爽快で面白かった。読んで楽しい本っていいなという原点にもなったし、本読んで声出して笑ったの久しぶり。バイブルのひとつにする。
そして、これだけ曝け出していただいた下田さんのご家族みなさんに感謝したい。


_φ(・_・メモ
・夫婦とは運営するものだ。
一生攻略し続けないといけないプロジェクトなのだ。
・結婚をやりちぎることは、独身でいることより面白い。
・どうにかこの男を楽しむ仕組みを生み出せないものなのか、と思う。誰と結婚しようとも同じ。

・けっこう合わなくても、合わないところをシェアしなければ、割と大丈夫なのだと。
夫婦であるためにやらないことを決めていくことも、健全なる夫婦運営に必要なことで、すごく愛だと思っている。

・いっぱいいろんな人たちと関わって、自分がどんな人かを知っていく
→何かしら前回とは違う希望を見出せた男を試す

・比較的、調子がいい自分でいられる相手に囲まれて生きるようにすることが、自分を嫌いにならないコツになる
→結婚相手を選ぶ土俵に立つ前に、自分のバリエーションをいっぱい知っておいたほうがいい。爆速で恋愛経験を積み上げていくことが婚活の下準備として非常に肝心。

・私が、という主語を置く

・彼相手に会話意欲を発散しようとしない
→自分で用意できるものが少ない人ほど、配偶者に求めるものが増える

・逆に私が夫に望むもの
→性的な相性のよさ、文句や要望が言いやすい存在感でいてくれる。夫には言いづらさがない。
結婚生活は、細かく細かく距離感の調整をすることの連続
ただし、結婚前から調整しまくらないとしんどさを感じるような相性の人材は、それは結婚相手に選ぶべきではないのでは…!と私なら考える

・どれだけ、自分とは違う価値観を持った相手の気持ちを大切なものとして扱えるか、が愛

・フェアさにこだわるより、パートナーがいるからこその醍醐味を味わうことに舵を切ったほうがいい

・事実より、真実より、自分に向けられている気持ちに、私はいつだって一番興味があるし、夫にもそうであってほしいと願っている

・できれば言いたくないから言い淀むのか、言う必要性がないことなのか

・人は、言えていない本音があると、態度で表そうとして変な方向に行く
→隠している本音がない状態であるために言う必要がある。言いづらいことを言い合える関係性がすごく大事だ。

・わたしが幸せに生きられているのは人生を広げる力が強いから
→願望を言動に反映させるし、人生を欲しい未来に向けて動かしまくる

・迷った時はワクワクする方を選ぶ。悩んだ時は、勇気がいる方を選ぶ。

・結婚の価値って面白さ一本になる。オスとして面白いかっていうのも重要。

・あなたの妻(夫)以前の、ただの自分として、こういう生き方がしたい、みたいなのをいかに受け入れ合えるか。
添い遂げることに必要なものって、お互いに全てを注ぐ一途さみたいなものより、とっ散らかっている相手に柔軟についていく力みたいなもの、なんじゃないだろうか

最後に。
元夫との結婚生活に対して、ごめんと思っていたことがさらに浮き彫りになった気がする。ごめんね。

0
2026年09月13日

「エッセイ・紀行」ランキング