【感想・ネタバレ】姫剣(ヒメハバキ)(1)のレビュー

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Posted by ブクログ 2009年10月30日

【主要素:バトル】
物語性:■■■□□ | 描込度:■■■□□ | 躍動感:■■■■□ |
萌癒数:■■□□□ | 恋慕量:■□□□□ | 色気力:■■■■□ |

●『R-16』を手がけた影響で、ヤンキーマンガ作家の印象が強いが、日常にちょっと異質でバイオレンスなテイストを加える作風が実は面...続きを読む白い。
今回は舞台が現代ではないので、そういった要素は副次的に使われている。
●4~6世紀くらいの古代日本、「くにづくり」の時代に翻弄された人々が強く生きていく物語。
現代に資料がほとんど残っておらず、時代的にかなり混沌としていただろうから、力の支配、シビアな世の中を表現するのに、案外とヤンキーテイストは合っている。
●ただし、ガチガチの歴史モノではなく、言語、衣装やアイテムなどはアレンジされている。歴史的な考証とか、そんなことを気にしてはいけない。

●主人公の少女・剣(ハバキ)サラは、年相応の無邪気さを持った可愛い性格だが、自分の信じる道を突き進み、ひとたび剣を握ると無類の強さを見せる。
実にカッコイイ(胸は慎ましいが)。乙女なケンシロウのような。
●1巻の段階で、かなりの伏線を張っているようにみえる。
若干、展開が早い気はするけれど、ライバルキャラの動向や、まだ見ぬ「7人の仲間」の存在など、膨らんでくれば面白くなりそうな予感。

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