【感想・ネタバレ】身代わりオメガは番候補の美形アルファの一途な愛に囚われるのレビュー

あらすじ

幼い頃に両親を亡くし、従僕見習いとして辺境伯家に引き取られたオメガのリリフラウ。辺境伯の息子・アスターと兄弟同然として育てられていたが、ある日二人のもとに縁談が舞い込む。なんと、相手は第四王子と侯爵令息だった。アスターから身分を入れ替わって互いの婚約者候補を見極めようと言われ、しぶしぶ引き受けたリリフラウ。だが、婚約者候補の一人、リドリーを見た瞬間、リリフラウはヒートを迎えてしまう。第四王子らしき彼は、リリフラウの運命の番だった! さらに、リリフラウの婚約者候補のはずの、侯爵令息ウィンダムがアスターの運命の番だと判明。身分を偽ったままという罪悪感を抱えながらも、リリフラウは本能からリドリーに惹かれていき……!? 嘘から始まる、切なく甘いラブロマンス! ※電子版は単行本をもとに編集しています

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仲良し家族のこれからに期待

可愛らしい溺愛物語ですが、タイトルと内容が合っていないように思います。
アスターとリリが計画したのは『身代わり』というよりも立場を入れ替えて見せようという『入れ替わり』で、しかもほぼ計画倒れに終わっています。
舞台が辺境なので熊退治や隣国との戦など骨太なエピソードもありますが、『身代わり』という言葉のイメージからはほど遠い、言葉足らず故の思い違いが原因の物語はとても可愛らしく感じました。
ツンデレなアスターと謙虚すぎるリリはそれぞれ魅力的ですし、ウィンダムとリドリーそれぞれの溺愛っぷりも素敵。
対外的には『強いアルファ』である辺境伯様の家庭内での立ち位置…妻と息子に頭が上がらない様子も微笑ましくて、これこそ家庭円満の秘訣ではないかと思います。
仲良し家族になった彼らが辺境の地で生きていく、これから先の物語が読みたくなりました。

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2026年07月19日

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