あらすじ
超知能をめぐる国家・大企業による熾烈な攻防! 迫りくる未来の姿を鮮明に描いた必読の書!
AI覇権戦争とは、AIを取り巻く国家および企業による覇権争いのことである。
半導体やデータセンターなど、我々が普段から使用している生成AIサービスを支える「土台」。
その土台を巡って繰り広げられる主導権争いの影響は、もはや私たちが避けられないほどの規模となっている。
私たちの仕事や社会、そして日本はこれからどこへ向かっていくのか。
AIビジネスに精通した研究者 兼 実業家による、AI時代の大展望!
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
生成AIに関する本は今までも何冊か読んできましたが、この本が一番解像度が高く、日々の仕事に役に立つと思います。生成AIに関するおすすめの本を一つ挙げてほしいと言われた場合、おそらくこの本を挙げることになるでしょう。
生成AIの歴史や業界の構造もさることながら、生成AIを使用したツールや業務フローを導入する際の考え方、そして、個々の働く人にとって、どのように生成AIと向き合えばよいのか、そういったことがしっかりと整理されて書かれており、非常にわかりやすいです。
必要なのは、生成AIに仕事を奪われるかもという考え方ではなく、生成AIを使って自分たち人間の能力を拡張していくということです。
自ら考え判断し、生成AIと対話しつつ、最後は自ら責任をもって決める。そういった人間になれるよう向かっていこうと、心を決めさせた一冊となりました。
Posted by ブクログ
勤務先では、会社で導入しているMicrosoftのCopilotを使い、
プライベートでは旅行、投資など、GoogleのGeminiに頼りきっている。
そしてずっとデータセンターの建設ラッシュを認識していたのに、昨年からのメモリー会社の大相場には完全に乗れず機会損失。
AIをものにできていないにも程がある。
やはり、AIリテラシーとアンテナが足りていないのだろう。
きちんと勉強しないとと手に取った本書。
もちろん、こうやってAIを使いましょうとか、ビジネスハック(死語?)的なものではない。
AIを支えるデータセンターの仕組み、それを支える企業群、こういった企業の覇権争いの話では終わらない。
乱立状態に見える各AIシステムの各々の違い、
将来AIがより実装化された社会のメリットと想定される懸念点、
で、我々はこのAIと共にどうあるべきか。
近年、職場でも、自らの仮説なく、茫洋とした質問をAIに投げ、得られた結果をそのまま展開する同僚もおりまして。
なんなら若者より、中年にそのきらいが多いようにめ思います。
齢五十。正解のない問いに向き合い、仮説を立て、試行錯誤を通じて解決していく力は、まだ育てなくてはならない。
AIはあくまで単純作業(その作業の複雑さではなく思考が直線的という意味で)を任せ、使う側が仮説を立てながら何度も行動し、得たものをフィードバックさせてこそ、少しずつ使えるものになっていく。
まさに、AIを使う仕事こそ、「守破離」だという。
言い得て妙。
目から鱗のコンテンツはないが、改めて身を引き締められる良書。
Posted by ブクログ
置き換えて、助けられ、高度化ができ、新たな仕事を生む。誰かがやり始め、周りに広がり、皆が使うのが当たり前になり、より高いレベルを模索する。調べる、資料を作る、絵を描く、作業を自動化する、業務に組み込む。サービス毎に得意とする領域がある。見えているアプリケーションの下には、モデルがあり、クラウドがあり、実態の装置がある。使われ方、普及の仕方、事業者構造。角度を変えて分析する。…AI時代の生存戦略。ゴンドラ猫の実験からヒントを得る。仮説を立て、行動し、検証する。環境と対話し、進化を止めないもののみが生き残る。