【感想・ネタバレ】おさご幻奇譚 仏原騒動異聞のレビュー

あらすじ

肥後細川藩で起きた謎多き一揆「仏原騒動」。首謀者一族の娘・おさごの前に突如現れた「もののけ」の正体とは……約三五〇年の時を跳び「不思議なチカラ」に導かれて出逢った二人の運命は!?

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Posted by ブクログ

著者の作品で言えば『つばき、時跳び』や『アラミタマ奇譚』などと同系列。地元熊本を舞台にした“伝奇ファンタジー”です。

しかし、上記の作品群と決定的に異なっているのは“歴史的事実に題材をとっている”
という点です。

延宝2年(1674)に肥後国仏原(ほとけばる)で起きた「仏原騒動」を題材とした物語ですが、一揆を起こしたとされる一族の娘おさごと現代の青年との邂逅を軸に描かれるので、ファンタジー色の強い作品になっています。
著者は『熊本県大百科事典』でこの事件を知って興味をもち、地元新聞での連載を経て本書にその内容をまとめたらしいです。

『仏原騒動』の顛末については、歴史的事実はほとんど謎に包まれた記述ばかりで、“全く何もわかっていない”というのが正直な所なのでしょう。

しかし、以前私がレビューを挙げた飯嶋和一著『神無き月十番目の夜』(1997年刊)で描かれた常陸国で起きた『生瀬騒動』(1609)に状況がよく似ています。こちらの本は、戦国末に各地に割拠していた土豪・地侍階級弾圧の歴史を冷徹な視点で描いた創作作品でした。そのレビューに書いた通り、“このような事例は全国で多数起こっていたのだろう”という感想を、図らずも裏付けすることができたのが収穫でした。

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2026年05月31日

Posted by ブクログ

タイムトラベル好きとして、この筆者の作品はいくつか読ませていただいた。最後がファンタジーっぽくなるのは私は好きではないので、私的にはこの作品は残念だった。でもそれまでは楽しく読めたので星3つで。

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2026年05月18日

Posted by ブクログ

熊日新聞連載作品だけあって熊本の最近の話題 通潤橋の国宝指定や開通間もない九州中央自動車道等々を上手に舞台にあしらいつつ
梶尾真治氏の趣味のキノコの話も交え随所にファンならニヤリさせられる箇所あり

ただお話はいつもの 理由はよくわからないけど不思議なことがおきました 不思議だよね~ でおしまい 読まなくても良かったかな
ファンなので3点 熊本に縁もゆかりも無い人なら2点かな

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2026年05月13日

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