あらすじ
学問、芸術、技術など様々な分野に優れた人材を輩出し、アメリカ社会に多大な貢献を果たしてきたユダヤ系移民とその子孫たち。しかし、その成功の物語は、民族のアイデンティティ喪失の危機と常に隣り合わせであった。一世の貧困、二・三世で開花した才能、そして消えることのない反ユダヤ主義の脅威――本書では、ユダヤ系アメリカ人の四世紀にわたる歴史を、豊富なエピソードを織り交ぜて描きながら、エスニック・アメリカがはらむ複雑な問題を、多角的に浮き彫りにする。
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Posted by ブクログ
この本を読んでいると言ったら、ユダヤ系アメリカ人の友がこう言った。
「日本人がユダヤ人の何を知ってるの?」
その気持ちはわかる。
しかしこの本には、日本人からの勝手な夢想や見解が書いてあるのではない。
アメリカで行われ評価されている研究の広範囲にわたる紹介であり、それを日本人のアメリカ研究者の立場から、標準的な知識範囲を考慮しつつ冷静に解説してくれる、新書サイズの在り方に適した良書だと思う。
仕方のないことだが出版からすでに20年以上の月日を経てしまい、状況の変化を考慮しながら読まねばならない一点で星4つにする。
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
学問、芸術、技術など様々な分野に優れた人材を輩出し、アメリカ社会に多大な貢献を果たしてきたユダヤ系移民とその子孫たち。
しかし、その成功の物語は、民族のアイデンティティ喪失の危機と常に隣り合わせであった。
一世の貧困、二・三世で開花した才能、そして消えることのない反ユダヤ主義の脅威―本書では、ユダヤ系アメリカ人の四世紀にわたる歴史を、豊富なエピソードを織り交ぜて描きながら、エスニック・アメリカがはらむ複雑な問題を、多角的に浮き彫りにする。
[ 目次 ]
第1章 ユダヤ人とは何者か
第2章 ユダヤ系移民の波
第3章 反ユダヤ主義の系譜
第4章 ユダヤ人のアメリカニゼーション
第5章 学者・知識人とアメリカ
第6章 ホロコーストとシオニズム
第7章 ユダヤ系アメリカ人の政治的力
第8章 ユダヤ系アメリカ人の将来
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