あらすじ
人気作家・林真理子が挑む、初の児童文学!
時代を超えた二人の少女の成長を描く、心温まる、少し不思議な物語。神社の燈籠が65年前の日本につながっていることを発見した理沙。戦時中を生きる雪子と知り合い、二人は携帯電話で連絡を取り合う。だが、雪子には悲しい現実が待ち受けていた・・・。小さなタイムトンネルで結ばれた二人の少女の心の交流を描く、著者初の児童文学作品。
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Posted by ブクログ
児童書なので、活字が大きくて平易な文章です。
いじめにあって不登校の理沙さんと、66年前戦争中に生きている雪子さんがお友達になるお話です。
時空を繋ぐトンネルは月雲神社の石の柱の穴。
そこから理沙さんは雪子さんのためにお菓子を作って送っていました。
ちょっと不思議な心暖まる作品です。
Posted by ブクログ
りさはちょっと太めな事をからかわれて不登校になってしまった。お母さんの実家に引っ越ししても、なんとなく、学校には行かない。
そんな時、神社の木の穴から(携帯電話で)つながった、昭和19年の少女・雪子との出会い。
りさはお菓子が大好きで、いつもお菓子を絶やすことはない。けれど、雪子はお菓子どころか、食べる物さえ満足にない毎日なのだ。
りさはこっそり、木の穴からお菓子を雪子に送る。そして、戦争の事を調べてみたり、自分自身を見つめ直してゆく。
主人公・りさが、ぜんぜん良い子ではない等身大の子で、けれど、変わって行くのがいい。クラスメイトたちもいいかんじ。
Posted by ブクログ
子どもにすすめられて。
昭和19年に生きる雪子と現代を生きる理沙が携帯電話を通してつながり、交流する話。
戦時中の同世代の女の子の境遇に、感じ、変化していく。食べ物の足りない時代に現代のお菓子を送り続ける理沙。
自分で何をしたいのか考えて行動していくうちに、理解者が現れ、友達ができ、自分に自信がつき、周りの人にもやさしくなっていく。
最初は読むたびにいやな子だった理沙が戸惑いながらゆっくり成長していくさまは、とても気持ちがいい。
Posted by ブクログ
林真理子さんが児童文学って珍しい。
そして、大人向けと児童向けが同時に単行本発売ってスゴイ。
主人公リサは太っていることで学校でからかわれ、登校拒否になってしまった女の子。
両親の離婚をきっかけに母親の実家のある田舎の学校へ転校するが、そこでも「デブ」と言われ、学校に行く気力を無くしている。
壮絶なイジメにあったわけでもないのだが、「なんとなく」学校に行かなくなり、離婚してしまった父親のことを思い出すとき、悲しい気持ちになっても「どうでもいいけど」と自分をごまかしてしまうリサ。
母親が離婚したことで自分に引け目を感じていることも察知し、
都合が悪いときは、離婚を引き合いに出して親をだまらせるところとか、
リサがよい子じゃないところがいい。
そんな決して‘よい子‘じゃなかったリサが、不思議な神社で
戦時中で貧しく食べるものに困っている同じ年の女の子・雪子との
出会いをきっかけに、学校に行き始め、クラスでも友達ができ始める。
携帯がアイテムとしてフル活用されてる!
いくえみさんの挿絵も優しくってぴったり!
主人公は小6だけど、内容は小学校中学年くらいからいいんじゃないかなあ。