【感想・ネタバレ】晴れでも雨でも昆虫学者(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

大発見をするのに、遠くまで行く必要はない。身のまわりには、まだ誰も気づいていない秘密がたくさんあるのだから――スズメバチを操るネジレバネ、ハイテクマシンのようなミズスマシ、生きた化石のガロアムシ、そして井戸の底から発見したのはまさかの新種!? わからないことをわかりたいをモットーに、どんなときでも虫たちを追い求める昆虫学者のセンスオブワンダー。『怪虫ざんまい』改題。(解説・丸山宗利)

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Posted by ブクログ

読みやすさ★★★★
学べる★★★
紹介したい★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★★

著者は、表現力の高い虫オタクである。
虫に対する熱量、計画、行動、考え、思想が文字からビシビシ伝わってくる。薄い文庫本から、凄まじいエネルギーを感じる。いい本だ。

いちばん驚いたのは、著者は結婚して子供もいるということ。
社会性のある変態だ。(褒め言葉です)

虫に全く詳しくなくても、小松氏の引用している漫画や小説を読んでなくても、文章力が高いから、いちいちニヤリと読めてしまう。
章タイトルだけで、先が気になる。

虫マニア界隈のことが少しだけ詳しくなれるのも嬉しい。

虫の絶滅危惧種(レッドリスト)を探し求めて、時間と体力を尽くして、文字通り血反吐を吐いている彼が、私にはよほど珍種に映る。

しかし、日本にはこのような変態が各分野に居るもので、私はそれを本を通して知ることができて、本当に幸せです。

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2026年08月29日

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