【感想・ネタバレ】晴れでも雨でも昆虫学者(新潮文庫)のレビュー

あらすじ

大発見をするのに、遠くまで行く必要はない。身のまわりには、まだ誰も気づいていない秘密がたくさんあるのだから――スズメバチを操るネジレバネ、ハイテクマシンのようなミズスマシ、生きた化石のガロアムシ、そして井戸の底から発見したのはまさかの新種!? わからないことをわかりたいをモットーに、どんなときでも虫たちを追い求める昆虫学者のセンスオブワンダー。『怪虫ざんまい』改題。(解説・丸山宗利)

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

虫への執着とも言える強い愛に感動した。
また、家族への公平なスタイル、社会への物申す一言など、自由でいいです。
正直挿入されている虫の写真、ある方が断然わかりやすいとは思うがそれぞれの虫の個体差はあまりわからなかった。

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2026年10月20日

Posted by ブクログ

読みやすさ★★★★
学べる★★★
紹介したい★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★★

著者は、表現力の高い虫オタクである。
虫に対する熱量、計画、行動、考え、思想が文字からビシビシ伝わってくる。薄い文庫本から、凄まじいエネルギーを感じる。いい本だ。

いちばん驚いたのは、著者は結婚して子供もいるということ。
社会性のある変態だ。(褒め言葉です)

虫に全く詳しくなくても、小松氏の引用している漫画や小説を読んでなくても、文章力が高いから、いちいちニヤリと読めてしまう。
章タイトルだけで、先が気になる。

虫マニア界隈のことが少しだけ詳しくなれるのも嬉しい。

虫の絶滅危惧種(レッドリスト)を探し求めて、時間と体力を尽くして、文字通り血反吐を吐いている彼が、私にはよほど珍種に映る。

しかし、日本にはこのような変態が各分野に居るもので、私はそれを本を通して知ることができて、本当に幸せです。

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

昆虫(水場の虫)専門の研究者である著者の苦労や人間が住む環境と昆虫が住む環境の乖離と同時に野生動物との共生。蜂とハエの共生やゴミムシの生態など知らない世界の扉を開く一冊

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2026年10月23日

Posted by ブクログ

昆虫学者である著者の生活を綴った本。
著者には、学術的な研究を行う昆虫学者としての側面と、昆虫観察や撮影を楽しむ昆虫マニアとしての側面があり、どちらかというとマニアの方の活動に紙面が割かれていたように思う。

昆虫は局所的にしかいない固有の種が多くいて、市区町村レベルの開発であっても種が絶滅してしまうのだと知った。モフモフの哺乳類や美しい鳥類が絶滅すると騒ぎになるが、昆虫の絶滅は我々大衆に省みられることが極端に少ないことが学びになった。

ユーモアある小気味よいテンポで知らない世界を紹介してくれる本だった。

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2026年10月21日

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