あらすじ
大発見をするのに、遠くまで行く必要はない。身のまわりには、まだ誰も気づいていない秘密がたくさんあるのだから――スズメバチを操るネジレバネ、ハイテクマシンのようなミズスマシ、生きた化石のガロアムシ、そして井戸の底から発見したのはまさかの新種!? わからないことをわかりたいをモットーに、どんなときでも虫たちを追い求める昆虫学者のセンスオブワンダー。『怪虫ざんまい』改題。(解説・丸山宗利)
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
虫への執着とも言える強い愛に感動した。
また、家族への公平なスタイル、社会への物申す一言など、自由でいいです。
正直挿入されている虫の写真、ある方が断然わかりやすいとは思うがそれぞれの虫の個体差はあまりわからなかった。
Posted by ブクログ
読みやすさ★★★★
学べる★★★
紹介したい★★★★
一気読み★★★★
読み返したい★★★
著者は、表現力の高い虫オタクである。
虫に対する熱量、計画、行動、考え、思想が文字からビシビシ伝わってくる。薄い文庫本から、凄まじいエネルギーを感じる。いい本だ。
いちばん驚いたのは、著者は結婚して子供もいるということ。
社会性のある変態だ。(褒め言葉です)
虫に全く詳しくなくても、小松氏の引用している漫画や小説を読んでなくても、文章力が高いから、いちいちニヤリと読めてしまう。
章タイトルだけで、先が気になる。
虫マニア界隈のことが少しだけ詳しくなれるのも嬉しい。
虫の絶滅危惧種(レッドリスト)を探し求めて、時間と体力を尽くして、文字通り血反吐を吐いている彼が、私にはよほど珍種に映る。
しかし、日本にはこのような変態が各分野に居るもので、私はそれを本を通して知ることができて、本当に幸せです。
Posted by ブクログ
昆虫(水場の虫)専門の研究者である著者の苦労や人間が住む環境と昆虫が住む環境の乖離と同時に野生動物との共生。蜂とハエの共生やゴミムシの生態など知らない世界の扉を開く一冊