あらすじ
打ち明けにくいけど,気づいてほしい――.困窮家庭の子どもの声を大人は聞き取れているか.もがく若者と家族を学校や社会につなぐのは支援者たち.埼玉県が全国に先駆けて始め注目される「伴走型支援」の現場でリアルな声を書きとめ,実態に迫る.熱い反響を集め,貧困ジャーナリズム賞を受賞した共同通信の長期連載に増補し書籍化.
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Posted by ブクログ
先進国と言われる日本の子供の貧困問題は近年よく耳にするところだが、伴走型支援を標榜し、申請型ではなくアウトリーチして、より多くの貧困に苦しむ子供たちを支援のネットワークにつなげていくという、貴重な実践の記録である。一口に貧困家庭と言っても、抱える問題が複数複雑に絡み合っていて、簡単に突破口を見つけ出せるものではないが、教育という最も成果が目に見えにくい分野で、粘り強く支援を続けた関係者に心から敬意を感じた。