あらすじ
「犯罪についての法」である刑法とはどのような法か.どのような時に犯罪が成立し,犯罪者にはどのような刑罰が科されるのか.刑法学の第一人者が刑法学の考え方・基礎知識をコンパクトに解説した定評ある入門書を,拘禁刑の導入や性犯罪規定の改正など,最近の法改正を踏まえて改訂.個別の犯罪の概略を説明した章も新設した.
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Posted by ブクログ
かつて、大学では法律を学んでいた私。と言っても、前世紀の話。久しぶりに、法学、それも法解釈学“六法”に関する書籍に手を出してみた。
大学での刑法の授業は総論、各論に分けて行われる。本書はその「総論」部分を扱っている。最終盤の第五章が「各論」の入口だが、おまけのような扱い。
かつて授業で聞いた内容だから、頭の隅に残っている話が多い。ただ、法改正があって新たな言葉が増え(性犯罪の多くの罪名が変わったり、懲役・禁錮が「拘禁刑」に変わったり…)、判例も増えた。本書の中では、当時はワイドショーを賑わせた「ライフスペース」事件、その2005年最高裁決定が取り上げられていたりする。
刑法学としての内容は私の学生時分からそう大きく変わっていないのに、隔世の感だけはあったりする。