【感想・ネタバレ】沖縄を語りつぐ ある家族の歴史のレビュー

あらすじ

台湾に生まれ育ち,戦後の沖縄でラジオ・テレビの放送に携わった川平朝清.その半生と家族の歴史,沖縄への思いを長男ジョン・カビラがインタビューした貴重な記録に本人談話を交えて大幅加筆.明治維新期から昭和へ,戦争を知る世代から戦後生まれの息子,孫へと語りつがれる沖縄の物語と川平家のファミリー・ヒストリー.

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Posted by ブクログ

本書はDJジョンカビラ氏と父、川平朝清氏の
対談を元に川平家のファミリーヒストリーが分かり
更に沖縄の歴史も学べる本。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

J-WAVEのジョン・カビラ(川平慈温)と父の朝清の対談を中心とした、川平家のファミリーヒストリー。

台湾で終戦を迎え戦後の占領下の沖縄からNHKでのアナウンサー研修、ミシガン州立大学への留学と妻・ワンダリーとの出会い、沖縄でのテレビ局の立ち上げなど。

朝清のオーラルヒストリーが中心だが琉球王国の川平家まで遡っていく。

元々J-WAVEの特別番組が元の本。沖縄県民の本土に対する思いなど、考えさせられる内容でした。

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2026年08月16日

Posted by ブクログ

物語は語られ、知覚されることで、紡がれ、受け継がれ、唄にのせ、時を超え引き継がれる。全ての家族に、全ての人々にある物語。しかし、これ以上に深い物語を持ちながら、新たな熱き物語を織りなしてきている家族は、現代日本に生きる我々にとって、自分が何者で、どこに向かっていくのか、を改めて考える機会と勇気を与えてくれる。そして、小さな家族、そして大きなうねりを帯びて、この国が、この世界が、どうあるべきか?を考えるきっかけとなり、そしてPeaceへとつながるなることを祈念する。

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2026年08月15日

Posted by ブクログ

川平先生や川平家の特異な歴史も面白かったし、大好きな沖縄の見方が変わったのに加えて、両親が健在なうちにもっと話をしようと思った。

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2026年08月11日

Posted by ブクログ

ジョン・カビラさんは、JーWAVEが開局して、ナビゲーターという名前のもとラジオ番組を始められた頃から声をずっと耳にしている。
最初は、ジョン・カビラさんとお父さんの本?という割合軽い気持ちで手に取った本だったが、思った以上に多方面への展開のある内容で、興味深く読み終えた。
どちらかというと、父である川平朝清を中心にその先祖や家族の物語を、父子の対談、各々のエッセイ(孫の川平羽夏さんのエッセイも含まれる)

興味深いポイントはいくつかある。
①川平家が琉球王家の要職を務める家だったこともあり、明治維新前後からの沖縄の歴史を垣間見れること
②川平家が戦前、植民地だった台湾に渡っており台湾での様子、終戦後そこにいた人達が本土に、沖縄に戻っていく過程なども含めて触れられていること
③戦後、占領下の沖縄の様子、本土復帰(本作中では施政権返還)後の様子が垣間見れること
こういった内容が、沖縄からの目線で語られているものを見るということが今まで私自身が触れたことがない視点だった。
またこれに加えて
④朝清が留学中に知り合ったアメリカ人女性と結婚したことで、日本人男性と結婚したアメリカ人女性、またその子どもたちがどういう目線で見られていたのかなど。

沖縄の人たちから見て、そもそも日本とはどういう存在であり、これまでの基地問題なども含めてどういう受け止めがされているのか。
もちろん、色々な考え方があるのは承知の上で、沖縄というルーツに誇りを持ち、かつ広い視点を併せ持つ人がどう捉えるのかは新鮮でもあり興味深かった。

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2026年08月10日

Posted by ブクログ

あのジョン・カビラさんの本!というミーハーな理由で手に取ったが、その父である川平朝清さんはまさに沖縄の歴史を語るにふさわしい人生を送ってきていた。
川平家の歴史を語るというスタイルだが、琉球から沖縄県になった事の意味や本土の人たちからのいわれのない差別、米軍基地がある暮らし、日本が台湾を支配していた事実など教科書ではわからないところが描かれていた。
偶然もあったかもしれないけど、いい人に出会い、波瀾万丈な人生を送ってきた朝清さんが自身の言葉で書いて、出版してくれてありがとう、と思う。
朝清さんは沖縄の放送業界の草分け的存在で、アメリカの力も借りながら本土をしのぐ放送局を作っていく話は全く知らなかったので面白かった。
あと、子育ての方針などを夫婦で話し合っていたというのも感心した。これから子育てする人にはぜひ読んでほしい。
次に沖縄に行く時は、観光だけではなく、かつてそこが戦場にされた事、今も広大な米軍基地がある事を忘れないでおこうと思った。

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2026年07月31日

Posted by ブクログ

川平家のプライベートなファミリーヒストリーなのですがかなりドラマティックなため非常に面白く読めました。
現在沖縄に住んでいることもあり、戦時中及び占領下の沖縄を思い浮かべながら読むことができました。
また、ジョン・カビラ氏の父親である川平朝清さんが沖縄でラジオ放送の立ち上げに尽力され、また占領下の沖縄でのNHKであるOHKの初代会長ということも知りビックリしました。
かなり高齢だと思われますが細かい話も覚えていらっしゃって語り継ぐに足る話だなぁと興味深く読みました。

川平家は沖縄戦には直接関わってはいませんが、当時の台湾での生活、沖縄に戻ってからの紆余曲折、放送事業立ち上げまでの流れどれを取っても困難に立ち向かって戦ってきた人の強さというものを感じました。

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2026年10月19日

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王家の血筋を継ぐ川平家の歴史も興味深いのだが、何より川平朝清さんの半生が壮大で、一気に読み切った。(台湾に生まれ、学徒動員されながらも終戦を迎える。父母の故郷・沖縄で戦争の惨禍を目の当たりにし、復興の一助としてラジオ放送普及に尽力する。経営を学ぶためにアメリカに留学し、その後東京に移り住む…)
戦中・戦後史を「台湾にいた琉球民族」の視点から学んだのは初めてだったので、とても面白かった。ジョン・カビラさん、ジョンさんの娘さんの話も掲載されており、親から子・孫へと受け継がれる反戦の決意も感じられた。

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2026年10月14日

Posted by ブクログ

ジョン・カビラさんのお父さん朝清が語る、川平家の物語と沖縄に対する思い。沖縄の「本土復帰」とは言わず「施政権返還」と言い続けるという朝清さんの言葉が印象的でした。朝清さんの冒険物語としても面白く、素敵な家族だなと思いました。

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2026年08月26日

Posted by ブクログ

ジョン・カビラや川平慈英の父である川平朝清は現在98歳だが、台湾で生まれ育ち、戦後の沖縄でラジオ・テレビ放送の立ち上げに尽力し、のちに大学教授などを歴任した。

川平家は琉球王国の王家につかえる名家だったが、教育のため台湾に移住し、川平朝清は旧制台北高校を卒業している。

この本は、川平朝清と長男のジョン・カビラとのラジオ番組での対談に、書き下ろしを加えたもの。

川平朝清の親の時代から、一族は、東京や、台湾、アメリカなどで学ぶグローバルな一家だった。朝清自身も戦前から英語に力を入れ、アメリカに留学し、アメリカ人と結婚するなど、インターナショナルである。

朝清自身、「本土復帰」とは言わず、「施政権返還」と頑なに言うなど、沖縄の人の日本に対する思いもかいま見られた。

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2026年09月20日

Posted by ブクログ

ジョンカビラの親子対談をベースに沖縄の歴史を父である川平朝清から体験談を語ってもらっている。学校やテレビでは教えてもらえなかった事をコアな部分まで語ってくれているので面白かった。特に沖縄が返還された密約の話はかなり興味深かった。後半は川平家のヒストリーを娘も合わせて3代で語っている。正直な感想は前半だけで良かった。しかし、ジョンカビラのファンであれば貴重な一冊だと思う。

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2026年08月15日

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