【感想・ネタバレ】RETIRE SHIFT(リタイア・シフト)―人生100年時代の引退戦略のレビュー

あらすじ

★★★☆☆☆『LIFE SHIFT』日本版編集者 絶賛!!☆☆☆★★★
「世界で日本人だけができる ライフ・シフトの実践だ」

★まもなく、60代は会社に請われて働く時代に

どんな会社で働く?
いつ辞める?
老後の備えはいくら貯める?

意思決定のために必要な全情報を網羅

☆資産形成&取り崩し戦略
☆還暦からの持続可能な働き方
☆年金増額戦略
☆おひとりさまの老後プラン

長寿大国・日本で今まさに起きている社会変革、
それが「リタイア・シフト」だ。

本書はリタイアメントプランに関する論文で受賞するなど
四半世紀にわたってリタイアメントプランと老後資産形成に
一貫して関わってきた著者が書いた、
「リタイアタイミングを自己決定する」ための戦略書だ。

慢性化する人手不足が追い風となり、
高齢者の賃金上昇や65歳定年制・70歳までの雇用が当たり前になる時、
あなたはいつまで、どう働くか?

人生100年時代をお金の不安なく生きるため、
あなたにとっての最適解を導く必読の一冊。

●リタイアシーンでは会社より労働者が優位な立場に
●いつまで働くのか、3つの年齢ステージで考えてみる
●70代の体力はこの18年間で5歳若返っている
●諸外国より「早く、長くもらえる」日本の年金
●年金は受け取りを遅らせれば、最大84%増額される!
●5~10年早く辞める「リトルFIRE」達成の目標額算出式
●「リタイア・シフト」に乗り遅れた企業の末路

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Posted by ブクログ

65歳定年、嘱託契約直前の私にとってまさに今読む本。
さらに驚きがあった。
まさにこの本を読んでいる最中、何気に東洋経済オンラインを見ていると
「年金が84%UPするカラクリ」のタイトル。
この本の紹介なのだ。
プチ鹿島ではないが「スピってる」と感じた次第。

それはそれとして、今はまだ現役の内部監査室長の私。
10月いっぱいで退職、11月からは嘱託で契約、週3日の勤務となる。
すでに後任が引継ぎで入社しており、同じ部署にいるには人数過多。
違う部署で何らかの働きをするのだが、給料は相当減る。

そういうやり取りをしているさなかのこの本。

1章の引退年齢は自分で決める。
そう、私も引退する気はさらさらない。
旅ランやラグビー観戦の軍資金を稼ぐためにも、もっと働きたい。
自営業で食えれば、、昔からのあこがれだが、
子供を育てることを最優先にした時、その選択肢はなかった。
一人で稼ぐ力はない。自信も実力も、、
今なら失うものはない。できる。
65歳。まだまだ。マラソンだってあと10年は走りたい。

3章の「継続雇用は低賃金」
ほんと、企業側はこれは考えたほうがいい。
ポンコツ人材なら福祉で雇うのだろうが、
今の65歳は違う。半数以上は働き続けるという。

6章からは年金の繰り下げの話が中心。FIREに絡めて。
幸い私はNISAもIDECOもやっていて、全部海外の投資信託にかけて、
それなりの成績になっている。個別株はからきしだめだけど。
資産情報をぶち込んだgeminiは、「繰り下げの必要なし」という。
どういう人が繰り下げるべきか、その理屈はいまだによくわからないけれど、、、

ローンと学費のかかる子育て時代は切り詰めていて、今が一番お金が自由。
それが定年で否が応にも変化する。

理想は自営業でマイペースで働きながら、それなりの収入を得て、
時間を有効に使い、旅ランやラグビー観戦や、家族や友との交流を楽しむ、
と行きたいものだ。
そのためにも健康第一。お金も大事。

しっかり計画していきたい。


■第1章 「リタイア・シフト」時代の到来――これからの引退年齢は自分が決める
・人生100年時代に私たちはいつ、引退するのか
・リタイアシーンでは会社より労働者が優位な立場に
・辞め時を自分で決める気持ちよさ ほか

■第2章 若返り続ける日本人――データで分かる、高齢者人材の有能さ
・日本人の健康寿命は世界トップクラス
・日本人の55~65歳の認知能力は、世界の若者の平均と互角
・「年金はもらえて元気もある」前提なら、引退戦略はどう変わる? ほか

■第3章 「65歳へのリタイア・シフト」の失敗――なぜ「継続雇用は低賃金」が正当化されてしまったか
・会社は団塊世代に早く辞めてほしかった
・60歳からの給与を4割下げた「雇用継続給付」
・低賃金で再雇用する会社は「リタイア・シフト」の波に乗れない ほか

■第4章 高齢社員を戦力にできる会社、できない会社――経営者のための「リタイア・シフト」
・60歳代の賃金は確実に上がっている
・女性と高齢者の活用なくして企業は生き残れない
・企業は賃金アップを求められ、労働者は生産性を求められる ほか

■年金のことがよく分かる ちょっと長めのコラム

■第5章 60歳からの「働き方」と「辞め時」――「リタイア・シフト」の時代にあなたはどう動くか
・50歳代の転職は増加、60歳代も十分に転職チャンスはある
・自分の働き方のイメージを明確にする
・「いつ辞めるか」は必ず決めておくべき ほか

■第6章 WPPで長生きへの不安を減らす――年金を増額させる「遅いリタイア」戦略
・長く働いて、公的年金の増額を狙う
・WPPで「年金増額」を狙う5つのパターン
・「絶対○年繰り下げる」とガチガチに決めないのがコツ ほか

■第7章 FIREで自由な人生を手に入れる――稼ぐ・節約・資産形成による「早いリタイア」戦略
・40歳代からでもチャレンジできる「リトルFIRE」
・アメリカの指南書の「4%ルール」は日本でもうまくいくか
・孤独に耐えられず「FIRE卒業」する人たち ほか

■第8章 「おひとりさま」の引退戦略――最期まで自由に生きるための準備
・50歳代からは「仕事以外」の人とのつながりを構築すべき
・賃貸派は老後に家賃2000万~4000万円かかる
・リタイア前の死別は引退戦略にどう影響するか ほか

0
2026年09月05日

Posted by ブクログ

【リトルFIREであれば可能】
65歳を退職として、普通に無理せず届く範囲で考えれば、5年早い60歳ぐらいであればFIRE可能であると考えます。

FIREしたいかと問われればそこまでは思っていませんが、経済的自立(FI)は成し遂げたいと考えています。
60歳でFIを達成するために経済的な計算はしておく必要があります。

◆65歳から年金受給
60~65歳の生活費:500万円x5年=2500万円
65歳から30年間の生活不足費:100万円x30年=3000万円
退職金:2000万円

(2500+3000)-2000=3500万円

60歳時点で3500万円あればいいことになります。

◆70歳まで年金を繰り下げして70歳からは年金のみで生活
60~65歳の生活費:500万円x10年=5000万円
退職金:2000万円

5000-2000=3000万円

60歳時点で3000万円あればいいことになります。

5年早い経済的自立であれば何とかなりそうです。
5年早いと言っても65歳に対してですので、いまの60歳定年制度からすればFIREにはなりませんが・・・

0
2026年08月13日

Posted by ブクログ

リアタイアメント・アドバイザーを名乗る著者が、仕事をどのように引退し、人生100年時代の戦略をどう描くかを説いた一冊。
著者は、書名である「リタイア・シフト」を以下のように定義しています。
「リタイア・シフト」とは
 世間に常識として存在しているリタイア(仕事の引退)のタイミング、そしてリタイアを取り巻く環境自体が大きく変わる、社会の一大変革
文中で、高齢者を取り巻く労働環境に直結する社会変化を解説した上で、労働者自身、企業にとっても変化せざるを得ない社会環境、そしてその対策を解説しています。

▼高齢者の労働条件に有利に働く3つの社会変化
①社会的には65歳をリタイア年齢とし、あるいはそれ以上働くマインドセットが整いつつある
②「雇用継続給付は縮小の方向」「同一労働同一賃金」の取り組みで、労働者の待遇格差を縮小する流れが起こっている
③現代人にとって、60歳でのリタイアは早すぎるし、65歳でもまだ十分に働く力がある

読み進めていくと、何か物足りない印象を抱えつつ、終章までたどり着いたのですが、その理由を著者本人も語っていました。著者が、経営者と労働者それぞれに訴えるべきことをお互いが理解することが必要だと感じており、その両取りを狙ってしまった分、語り切れない部分があったとしています。確かに、これなら労働者向けに絞ったほうがよかったんだろうなという印象です。
ただ、著者の主張は、これまで企業側に縛られていた、労働からのリタイアを自由にし、その主導権を個人が握ることです。確かにそれができるだけの社会環境は整ってきたと感じます。私自身のリタイアはまだ先の話ですが、これからの仕事の向き合い方を考える上で、このような知識、考え方をすることは有用だと感じました。

<目次>
第1章 「リタイア・シフト」時代の到来 これからの引退年齢は自分が決める
第2章 若返り続ける日本人 データで分かる、高齢者人材の有能さ
第3章 「65歳へのリタイア・シフト」の失敗 なぜ「継続雇用は低賃金」が正当化されてしまったか
第4章 高齢社員を戦力にできる会社、できない会社 経営者のための「リタイア・シフト」
第5章 60歳からの「働き方」と「辞め時」 「リタイア・シフト」の時代にあなたはどう動くか
第6章 WPPで長生きへの不安を減らす 年金を増額させる「遅いリタイア」戦略
第7章 FIREで自由な人生を手に入れる 稼ぐ・節約・資産形成による「早いリタイア」戦略
第8章 「おひとりさま」の引退戦略 最期まで自由に生きるための準備

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2026年08月29日

Posted by ブクログ

タイトルに惹かれ読んでみたが、戦略と言うよりは現状どうなっているかの分析の方が多かった。まあ現在の老後の環境がどうなっているのか、現状把握するにはとても良い本だと思う。

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2026年08月28日

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