あらすじ
同じ父を持つ姉妹であるとわかった路実と笑美子。同じ男性に恋をしてしまった二人だったが、笑美子は、路実のために身を引く決意をする。自分のために身を引いた笑美子の姿を見て、路実はその恋を妹に譲る決意をしたのだった。愛を確かめあった笑美子と高志だったが…
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Posted by ブクログ
先日古本屋で読んでみたものです。
70年代序盤ごろに描かれたものなので、今だとここまで
衝撃的でないかも…て箇所も。
もともと文庫版2巻~4巻(最終巻)しかなかったので
序盤は知らず、しっかり読んだのは最終巻だけですが、
最終巻面白かった!
笑美子(エクボ)、路美(ロミ)、司、高志の4人の男女がメインなんですが、
エクボは明るい等身大の女の子、
ロミは気丈で芯の激しい女の子、
司は当初は不良でやはり芯の激しい男の子、
高志はちょっと優柔不断な優しい男の子。
当初は高志に憧れていたエクボがロミの男前(笑)ぶりにも憧れ、
高志は正反対の2人の女の子両方に惚れ(笑)、
司はロミの激しさに惚れ、
ロミは当初高志に惹かれていたのが次第に司に惹かれ、
て構図だったようです。
1番ツボポイントは、同じ男性に惚れるというシチュにも
陥りながら女の子同士(実は異母姉妹)が仲良しという点。
マクロスFのシェリルとランカのようでいいです。
あと終盤のロミは、包容力のある女性像。
当時彼女が人気を引っ張っていたのではと思われます。
時代を彷彿とさせるのは、エクボと高志が一線を超える
シーンですね。(エクボは17歳)
お約束で赤ちゃんが出来ますし、そのことのもたらす
影響は今の比較ではなかったと思います。
あと、今ではギャグで女が「あなたの子よ!」て
迫るネタがありますが(ネタすら古い)、この時代なので
真面目にこのネタが出てきます。
司がこれをやらかしてしまい、愛のないまま寝て、
お約束で相手の女性が妊娠、やむなく結婚をして、
結局はうまくいかない。
幸いロミは自分の子ではなくても、愛する人の子である
赤ちゃんを愛する度量のある女性ですが、
実際は愛せるとは限らないし、母親の女性にとっても
愛してくれなかった人の子供は切ない。
司この野郎!ですな(笑)。
後半の彼はロミに同じく穏やかに。「父」としてのの自覚も大きいかも。
いい意味で親、とりわけ男親になる責任は今より強いかもしれない。
(女性は結婚=家庭に入るが一般的な時代だから)
4巻のみを読んだ感想なので、あちこちおかしい部分もあるかもしれません(汗)。