【感想・ネタバレ】硝子細工のマトリョーシカのレビュー

あらすじ

生放送のテレビドラマ本番中に、スタジオ内で次々と勃発する事故。毒は本物にすり替えられ、脅迫電話は真実の声音(こわね)となり、脚本に秘められた真実は、慟哭(どうこく)と贖罪(しょくざい)の扉を開く。「完全なる虚構(パーフェクト・フィクション)」と「不完全な虚構(インパーフェクト・フィクション)」という2つの世界が交錯する、入れ子トリックの博覧会。この物語は、著者自らが奏でる鎮魂歌でもある。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

読者に提示しているものの外に全く別の真実がある… という魅せ方がとてもうまいなと思いました。多重構造もの大好き。まさにマトリョーシカ。
アレな主人公にまつわる伏線の数々も読み直すとぴたりぴたりとパズルがはまって興味深い。

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2014年10月26日

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