【感想・ネタバレ】米海軍機動部隊艦載機の岡山県南空襲のレビュー

あらすじ

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第二次大戦末期、太平洋の米海軍機動部隊は日本本土全域に対して戦術的・戦略的爆撃作戦を展開した。7月24日の県南の艦載機空襲はその中のひとつで、多くの犠牲者をだした。67年を経て初めて明らかにされた岡山県南空襲の記録。

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Posted by ブクログ

岡山空襲資料センターの日笠俊男さんの本。玉野市への空襲について調べるために読む2冊目。本書は県内への17回の空襲の一つである岡山県南部へのそれを扱っている。
全83ページのブックレットの25%ほどは資料であり、アメリカの公文書は読みこなすに力不足で手が出せず。彼の信念としての、曖昧さを避ける「歴史の記録」の手順についての解説も前の本で読んだし、何しろ小難しさがある(執念の人なので)。
中身を紹介すると、7月24日に県南の10ヶ所が艦載機で攻撃を受け、そのうちの一つが三井造船所という軍需工場で、死傷者が出ている(個別の人数ははっきり書かれてなく、県南全体で死傷者212人、うち死者44人)。
極め付けは、米軍の第一攻撃目標は岡山県南でなく山陰側の境港や米子の飛行場であったこと。曇天でよく見えず、引き返す途中で岡山を空襲したという。
戦争となると人間が人間でなくなることのあかしか。
そういえば長崎の原爆も小倉が曇天だったからだと聞く。
空襲に限らず被害の記録は総じて曖昧であることにも、怒りを禁じ得ない。

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2026年10月30日

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