【感想・ネタバレ】インテリジェンス関ヶ原のレビュー

あらすじ

「天下分け目の戦い」の定説、新説を徹底考察!
本郷戦国史の決定版

●徳川家康は合戦前から天下人だった?
●“エリート官僚”石田三成の勘違い
●西軍最大の裏切り者は小早川秀秋なのか?

わずか半日で決着がついた、日本史上稀な決戦「関ヶ原の戦い」。
実は合戦以前に繰り広げられた外交戦、情報戦こそが天下を動かす上で大きな意味を持っていた。
天下分け目の戦いにおける「失敗の本質」を人気教授が徹底考察。

勝負は決戦前についていた
・「朝鮮出兵の恨み」だけが石田三成襲撃事件の原因か?
・家康は、秀吉子飼いの古参家臣を「婚姻外交」で取り込んだ
・前田利長は加賀征伐の発端「家康暗殺計画」に関与したのか?
・「無血」という政治的な解決は、結果的に高くつく
・家康は“プリンス”宇喜多秀家と小早川秀秋の弱みにつけ込んだ
・ケチな家康が、決戦前に伊達政宗や細川忠興へ大盤振る舞い
・宇喜多家、前田家、上杉家の中枢に居座ったスパイ「本多政重」
・安国寺恵瓊は家康を討つために毛利輝元を担いだ?
・「東西二分」を狙った三成vs「豊臣家の屈服」を目指した家康


目次

第一話 天下人の死
第二話 秀吉政権の光と影
第三話 亀裂
第四話 利家vs家康
第五話 三成失脚
第六話 「加賀征伐」の謎
第七話 プリンスたちへの工作
第八話 「無血」というコスト
第九話 会津征伐へ
第十話 三成のクーデター
第十一話 内府ちがいの条々
第十二話 三成の「東西二分の計」
第十三話 家康、逆襲体制を整える
第十四話 本気の西軍、消極的な西軍
第十六話 九月十五日
第十七話 敗者たちの運命
第十八話 東北の「関ヶ原」
第十九話 九州の「関ヶ原」
第二十話 「論功行賞」の論理
最終話 新しい天下のかたち

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

週刊文春で連載されていたやつですね。これと綿矢りささんの『りさは優雅に暮らしたい』はよく読んでいました。
連載の時は次の項まで1週間待たなくてはならなかったのですが、新書になると一気に読めてありがたい。

関ヶ原の歴史上の意味合いや、家康がどうやって政権を確立していったのかよくわかりました。
秀吉が亡くなってから、家康が全国の配置を決めるまでが「関ヶ原」だった訳ですね。

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

関ヶ原の戦いは、戦う前に外交で結果が出ていた。家康が心を砕いたのは、西軍に悟らせず、決戦に持ち込むことだった。明快な論拠と簡潔な表現でサラッと読めた。

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2026年07月13日

Posted by ブクログ

俯瞰的にみることの大切さを学んだ。事柄は関ヶ原に向けて進んでいるように思えるが、関ヶ原は一通過点にしか過ぎず、もっと大きな想定があった。

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2026年08月14日

Posted by ブクログ

徳川家康のインテリジェンス。関ヶ原の戦いは1日で終わるが、その前後の密かな戦い、インテリジェンスにスポットを当てる。東北、北陸、九州などの独自の動きについても詳説。
まさか天下分け目の戦いが1日で決着がつくとは誰も思わなかったのだろう。

近年、話題のシン関ヶ原的な内容はなく、ほぼ従前の説を元にした記述。

週刊文春に連載されたおそらく語り下ろし。語り口といい、筆者は令和の半藤一利的な立場になりつつあるように思える。

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2026年08月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

秀吉子飼の武将たちがあれほど東軍についたのは、秀吉の秀次への仕打ちや朝鮮出兵への対応について、反発していたからだというのが理由というのに納得。三成憎し、だけでなく、秀吉に腹を立てていたこと。そして戦う前から結果がわかっていたこと。東軍に比べ西軍のやる気がなかったこと。豊臣は存続できた可能性があったこと。腑に落ちた。

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2026年07月25日

Posted by ブクログ

なるほど〜という感じの本の。当然だけど関ヶ原に至るまでは、大名のさまざな駆け引きがあって、戦に至ってる。登場人物が多く、ごちゃごちゃしちゃってたが、そういうことだったのかということがわかった。入試の薄っぺらい日本史じゃなくて、こういう日本史を勉強するべきですね。入試でも日本史は苦戦したけど。

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2026年08月01日

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