【感想・ネタバレ】ノベライズ あの星が降る丘で、君とまた出会いたい。のレビュー

あらすじ

空に消えた彰との別れから7年、百合は彰の夢でもあった高校教師になった。忙しい毎日を送る百合の前に、彰の面影を持つ青年・涼が現れる。自分を真っ直ぐに想ってくれる涼に揺れ動く百合であったが、彰を裏切るようで葛藤してしまう。そんなとき、百合はある人物に出会い――?今明かされる、彰が遺した一冊の本。そこに込められたメッセージとは……? 原作者・汐見夏衛の初ノベライズ作品!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、百合ちゃんが現代で素敵な人に出会えて、仕事も頑張ってるところが見れてよかった。千代ちゃんのその後もしれてよかった。80年間彰の本を百合のために持ち続けてくれて、届けられて、百合とも久しぶりに話せて本当に良かった。もし、現代に生きる「百合」という人物が過去に送り込まれるという設定でなかったとしても、戦争を体験したそれぞれに表面上は同情することはできると思う。しかし、現代に生きる戦争体験者の今と昔を結びつけて、昔あんなに好きな人がいて、ああゆう性格で、それからさらにいろんな経験を経て今のこの「千代」と言う人を形作っているということは感情移入できないから、それを現代人に対して可能にすると言う点でこの作品は優れていると感じた。また、国語の教員を少しでも志すものとして、この作品で描かれる教員像や、生徒の様子、関わりが人ごとではなかった。平和学習をいかに気持ちや目的をもって行うか、やり方や教員側のあり方も考えさせられた。
過去と今と未来がちゃんとつながっていると言うことを自分を軸としながら考えられた。「恩送り」という言葉もとても印象に残った。

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2026年08月04日

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