【感想・ネタバレ】革命論のレビュー

あらすじ

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政治の例外状態としての革命。民主主義の究極の手段としての革命。政治が管理技術に成り下がり、価値判断をしなくなった時代に、"正義"を振りかざすだけでいいのか。「政治にはふれないことが政治」は本当か。ポストモダン以降の西洋哲学の重要課題を論じ尽くした、これ自体が革命的な一書。

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Posted by ブクログ

フランス現代思想の専門家による現代の政治に対する異議申立ての著作。この著作に通底しているのは、マルクス主義から受け継がれた主体性論であろう。主体と例外の関係、主体と革命の関係――この軸に、スピノザ論を加わることで、新書ながらも重厚な内容になっていると思う。

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2012年02月25日

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