あらすじ
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不登校、学級崩壊、受験競争-欧米で生じないのはなぜか?『教育基本法』第十条に隠された未来へのカギ。お役所的学校システム脱却の道を探る。
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Posted by ブクログ
先日、訪問させていただいた古山さんの著書。
フリースクール、私塾運営をする中で培った、教育制度への問題意識。
さらに発展して諸外国の制度研究まで。
かなりの良著だと思われます。
文科省に参考にして欲しいくらい。
Posted by ブクログ
欧州と日本の教育システムの違いがわかりやすくまとめられてました。
特に良かったのが、日本の教育問題を、学校・教育委員会・文科省という三者の関係性から概括していたところ。
どこをどう変えれば結果なにが変わるか、という提案がなされていたので、満足のいく読後感でした。
ちなみに、本書によれば日本の英語力はOECD諸国のなかで最低だそうで(割と最近の新聞で世界130位台だという情報が載っていたけど)、改めて自分自身と未来の日本社会に危機感を覚えました。
あ、あと、少数精鋭を育てる教育システムをとる国々より、全体の底上げを図ってる国々のほうが経済的にも豊かになるんだそうな。これは新しい視座でした。
本書でたびたび出てきたオルタナティブ教育、とりわけシュタイナー教育について詳しいひとがいたら、ぜひ今度どや顔でお話きかせてください。ぼく全然知らないので。
【記】しみず
【在処】自宅