【感想・ネタバレ】表現の世界 : 芸術前衛たちとその思想のレビュー

あらすじ

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『気狂いピエロ』、『8・1/2』、『市民ケーン』など映画史に残る名作を公開時にリアルタイムで論じた評論ほか、アンダーグラウンド・シネマ、文学、演劇、写真論など幅広いテーマを独創的な視点でとらえた、真にラディカルで挑発的な芸術論。

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Posted by ブクログ

【目次】
 激動の六○年代を代表するラディカルな作家の貴重な証言(西嶋憲生)1空洞化の呻き/孤独と狂気/愛と自由は可能か/迷路の中の他者/「ばらのつぼみ」とは何か/差別からの自由/遅れた新しい波/六○年代のアヴァンギャルドたち/アンダーグラウンド・シネマの核心/ゴッタ煮の美学/本能と外界の接点/蒸発の根に何を見るか

 真の戦争ドラマとは何か/ブレヒト劇の批評性/憎悪の底にあるもの/ベケットの世界/アンチ・テアトルは頽廃か/精神的飢餓感の表現/自己救済の刺激/形にならない形への模索/環境芸術の思想/現実の主体化/計算と手探り/文学における「戦後」の超克

 裏目読みの功罪/政治主義復活批判/自立化の意味/制約と可能性/芸術における自由/中井正一の映画論/前衛性の本質/批評意識の貧困/ランボオとマルクスの統一/威勢のよい保守主義者/弁証法的思考の欠落/表現におけるアンガージュマン
 あとがき
 再刊に寄せて

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2009年10月04日

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