あらすじ
無とは、何もないことではない。
私たちの知る「実在」が崩れ落ちる。
万物は量子情報であり、そこに「モノ」は実在しないのだ。
量子エネルギーテレポーテーションを提案した研究者による、
「無」と「実在」を巡る現代物理学のツアーへようこそ。
相対性理論、AI、ブラックホール、
宇宙の過去と未来、我々が感じている自我……。
さまざまな話題に通じる「無」と「実在」を見ていきます。
※カバー画像が異なる場合があります。
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Posted by ブクログ
相対論の話は、数式を使わないが故に、かえってわかりにくくなっている。
AIは本当にメタな視点を獲得しているわけではないから、胡蝶の夢の例えは不適切に感じる。人間の認識があやふやというのは、その通りと思う。
全体的に専門用語が飛び交う割には、正確な描像に到達することが難しく感じた。
最後の後書きには胸を打たれた。「それがたとえタイムマシンでなくても、語り得ぬ「真の無」の内側に繋がる、魂の救いとしての何かが。」
量子力学が情報理論として捉えられることはわかったが、それもモデルに過ぎないと思ってしまった。