あらすじ
命の源である卵は、地球上にいつ誕生し、いかに進化したのか? 生命誕生から、魚類、昆虫、爬虫類、両生類、鳥類から哺乳類の繁栄前まで。卵の進化から見る、ダイナミックな生命の進化史。
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Posted by ブクログ
殻のある鳥の卵や、魚、虫などの卵だけに限らず、卵子の形態も卵であるため現在卵として子を産み落とさない種がほとんどの哺乳類についてもかなりの言及がある、卵を主軸に進化の遍歴を辿っているが中生代まで純粋な生物の進化史であり、生殖の進化史でもある。
元々は無性生殖から有性生殖への生物相の移行から「卵」が生まれ、どちらへも移行できる状態から、遺伝子的安全性を維持できる有性生殖になることで、卵(卵子)の有用性が増し、カンブリアで爆発。
そのカンブリア紀で大量の種があらゆる形式の卵の中で良い物がなにかを探すために試み、地上への進出の際に感想からの保護のために殻…保護層が生まれていった。
カルシウムメインの硬い殻ではなく、恐竜は羊皮くらいの柔め殻が多かったららしいのは知らず。化石だけをみてるとそんなイメージは湧かないので許してほしいものだ。
当たり前ではあるが、進化史は卵の進化史とイコールである。卵が進化し適応できなければ、生物は生まれることはない。つまり進化は成し得ない。鶏が先か、卵が先か。生物史的にはまずは鶏が先であるものの、生殖が始まってからは卵が先だ。
そんなことに改めて気付かせてくれる一冊であった。