あらすじ
人前で話すのが苦手、緊張してしまう、うまく伝えられない――。そんな悩みを抱える人は少なくありません。本書は、ベストセラー『人は話し方が9割』の著者・永松茂久と、長年スピーチ教育と人間教育に携わってきた小田全宏が、「人の心を動かす話し方」の本質をわかりやすく解き明かす一冊です。大切なのは、テクニックではなく「誰に、何を届けたいのか」という想い。たとえ3分でも、言葉に心が宿れば、人の心は動き、人生は変わります。本書では、スピーチの基本構造から、聴き手と共鳴する話し方、声や視線、間の使い方までを具体的に解説。話すことを通して、自分の想いを言葉にし、人とつながり、人生を豊かにしていく方法を伝えます。スピーチが苦手な人も、もっと伝わる話し方を身につけたい人も、自分の言葉で人の心に灯をともすための「スピーチの教科書」です。
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Posted by ブクログ
1. この本を読んだ理由
人前で話すこと自体はそこまで苦手ではない。
ただ、今後は講演会やセミナーで話す機会がさらに増えていくと思うので、「話が上手い人」ではなく、心に残る話ができる人になりたいと思い、この本を手に取った。
著者は以前から気になっていた方だったこともあり、発売されてすぐに購入した一冊。
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2. 一番印象に残った学び
「上手く話そう」を捨てる
本書を読んで一番印象に残ったのは、
「上手く話そう」「感動させよう」「失敗してはいけない」
という気持ちを手放すこと。
結局、人の心を動かすのは話し方のテクニックではなく、心を込めて伝えること。
この考え方にはすごく共感したし、自分自身も今後大切にしていきたいと思った。
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3. 緊張との向き合い方
緊張は消すものではない
「緊張しない人」になる必要はなく、
まずは、
「今、自分は緊張している」
と認めることが大切。
実践したいこと
・2秒吸って6秒吐く呼吸法
・肩を思い切り上げて、一気に脱力する
どちらも無意識にやっていたことだったので、理にかなっていたのだと再認識できた。
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4. スピーチで一番大切なこと
一点集中
この本を通して何度も出てきたキーワード。
「今日、一番伝えたいことは何か。」
あれもこれも伝えるのではなく、
一番伝えたいことを決めて、
何度も繰り返し伝える。
これが一番大切だと感じた。
自分の仕事にも当てはまる
セミナーでも、自分は「」という言葉を何度も繰り返していた。
無意識だったが、結果として一番伝えたいことを届ける話し方ができていたのだと思う。
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5. スピーチは相手の未来から考える
まず考えるべきこと
・なぜ今日この話をするのか
・この話を聞いた人にどうなってほしいのか
・自分はなぜこの場で話しているのか
この3つが明確になると、話に一本芯が通る。
営業でもまったく同じ考え方だと思った。
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6. 心に残るスピーチの条件
感動の公式
本書では、
感動するスピーチ
= 熱量 × 感情 × 実体験
と紹介されていた。
やはり人は知識では動かない。
自分の感情が動いた経験を、自分の言葉で語るからこそ伝わる。
ストーリーの重要性を改めて感じた。
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7. スピーチには型がある
3分スピーチ
* 導入
* 状況説明
* 本題
* 学び・結論
* 「ご清聴ありがとうございました」
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短いスピーチ
たった3つ。
* なぜ
* 具体例
* 結論
この型を知っているだけでも、急に話を振られた時の安心感は大きいと思った。
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8. 準備の仕方
3つの準備方法
・完全暗記型
・原稿型
・超箇条書き型
自分には間違いなく超箇条書き型が合っている。
全部暗記すると自分らしさがなくなるし、その場で相手の反応を見ながら話すスタイルの方が自然だと感じた。
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9. 表現力を磨く
話し方以外もスピーチ
印象に残ったポイント。
ジェスチャー
もっと研究したい部分。
理想の話し手を3人ほど決めて、ジェスチャーまで真似したい。
目線
句点まで一人を見る。
話し終わってから次の人を見る。
これはぜひ実践したい。
笑顔・姿勢・歩き方
スピーチは壇上へ歩く瞬間から始まっている。
姿勢、胸を開くこと、堂々と歩くことも印象を左右する。
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10. 話し方の細かな改善
沈黙を怖がらない
「あの…」
「えっと…」
これは沈黙を怖がるから出てしまう。
少しくらい間が空いても問題ない。
むしろ落ち着いて聞こえる。
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録音して確認する
・話を短く区切る
・語尾までしっかり話す
・自分の話し方を録音して聞く
客観的に聞くことで改善点が見えてくる。
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11. 突然スピーチを振られたら
準備がすべて
事前に、
・どんな会なのか
・誰が集まるのか
・どんな目的なのか
ここまで想像しておけば、急なスピーチにも対応しやすくなる。
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基本の流れ
① 主催者への感謝
② 参加者・組織への敬意
③ 本題
この順番なら、どんな場面でも話し始めやすい。
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12. 「つかみ」にこだわりすぎない
最初に笑いを取ろうとしたり、無理に盛り上げようとしなくてもいい。
もちろん、問いかけや小さなエピソードは効果的な場面もある。
ただ、一番大切なのは、
自分の信念を、自分の言葉で伝えること。
相手にどう思われるかを気にするより、その方が結果的に心に響く。
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13. この本を読んで感じたこと
この本を読んで改めて思ったのは、
スピーチとは話す技術ではなく、自分の信念を相手の未来のために届ける技術だということ。
話し方のテクニックももちろん大切。
でも、それ以上に、
* 何を伝えたいのか
* なぜ伝えたいのか
* 相手にどうなってほしいのか
この軸が何より重要なのだと感じた。
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14. 今後実践したいこと
スピーチ
* 一番伝えたいことを一つに絞る
* 実体験を必ず入れる
* 相手の未来から逆算して話を組み立てる
* 「なぜ→具体例→結論」の型を使う
表現力
* ジェスチャーを研究する
* 目線を最後まで外さない
* 笑顔・姿勢・歩き方まで意識する
* 話し方を録音して改善する
日常
* 学んだことは必ずアウトプットする
* 話すことで知識を定着させる
* 「上手く話す」ではなく、「心を込めて伝える」を常に意識する
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自分なりの結論
「上手く話す人」ではなく、「この人の話はまた聞きたい」と思われる話し手になる。
そのために必要なのは、テクニックではなく、相手に届けたい想いを、自分の言葉と実体験で語ること。
この一冊は、スピーチの技術書というよりも、「話す人としての在り方」を教えてくれる本だった。