あらすじ
テレクラ通いをする27歳の「ぼく」は、ある日、ひとりの人妻と出会いベッドを共にする。再会を焦がれ、彼女からの電話を待ち続けるが――。(「スペインの雨」) 万年筆で原稿用紙の枡目を埋めていた作家生活最初の十年。プロとして初めて原稿料を貰って書いた短編「青い傘」など、作家・佐藤正午の原点と言える、今では入手困難な初期作品のみを集めた待望の一冊。
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Posted by ブクログ
なるほど、タイトルにノスタルジーを感じる。
作家イコール万年筆という時代は確かにあったなぁ。
著者の短編は読んだことがなかったが、短くても長編のように良い意味でねっとり感がある。
いやらしさを超えて、最後はクスりとしてしまう妙。
「スペインの雨」テレクラという舞台、時代が色濃く反映されてかえって新鮮だった。