【感想・ネタバレ】ルミネッセンスのレビュー

あらすじ

低層の団地群を抱くその町は寂れていた。商店街はシャッターが目立ち、若者は都会に去り、池では幽霊が出るという。そこで人々が交わすどこかいびつな睦み。母の介護にやってきた男はバーで出逢った少年に惹かれ、文房具店の女はたった一人の客のために店を開ける。同窓会に集まった者たちは熱情に任せ不実の恋に溺れていく……。終着点が見えるからこそ、その輝きに焦がれる。たとえ瞬く間に燃え尽きるとしても。

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Posted by ブクログ

夏におすすめの本ᵕ̈*
暗くて静かでちょっと怖い短編集。
それぞれ読後感がスッキリしない,,,,
その中でも【宵闇】は良かったなᵕ̈*

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2026年07月11日

Posted by ブクログ

小説宝石に掲載された5篇の連作短編集。

神奈川のハズレにある、古い団地のある町が舞台。
連なっていくのは、今年55歳となる同級生たち。

古い団地に漂う、少し淀んだような空気。
日常に暗部を抱えた彼らが、いや 日常の多くが暗部の彼らが ほんの一瞬だけ光る。

「トワイライトゾーン」
黄昏の境界に埋もれる数学教師。

「蛍光」
小学生の頃の記憶とともに、沼に引き込まれる主婦。

「ルミネッセンス」
これは不倫なのか、自分でもわからなくなり、車の光に引き込まれるような最期を迎える男。

「宵闇」
顔に残った傷のためにいじめを受ける中学生は、暗闇から宵闇へ。

「冥色」
過去から団地へ逃げてきた男は、現実へ戻る。

タイトルは「トワイライトゾーン」「蛍光」「ルミネッセンス」「宵闇」「冥色」と、どれも怪しげな光と闇の色合い。

明るい光ではないですね♪
暗い場所にいる人たちが、一瞬だけぼうっと発光するような光でしょう。

窪さんの小説は、暗めのものが多いから、なかなか評価が上がらないけれど、私は大好きなんです。

みんな、崩れちゃえ!

0
2026年08月11日

Posted by ブクログ

ここまでくたびれて寂しくて、哀愁漂う文章は窪美澄さんにしか書けないと思う。救いはない物語の方が多いけれど、不思議としんどくならない、不器用な温かさがあるなという感じ。

窪美澄さんをさらに好きになった連作短編集だった。

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2026年06月30日

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