【感想・ネタバレ】現代アジア経済論のレビュー

あらすじ

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いま、経済的に飛躍をみせるアジアを知ることが世界を知る有効な手立てとなっている。経済だけでなく、政治・社会・文化の領域も含めアジアの現実に多角的にアプローチし、激変するアジアの動向への定点観測的な視座を提示する。

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Posted by ブクログ

「グローバリゼーションの本質は、市場が世界規模に広がってボーダレス化するといった表面的な現象問題にあるのではない。冷戦終了後も冷戦型イデオロギーの残影に寄り掛かりながら、なおアメリカが強引に覇権国であり続けようとする「無理」が、今日のグローバリゼーションをもたらしているのである。すでに過ぎ去った時代軸であるにもかかわらず、新しい近未来社会の構想力が現れてこないために、古い座標軸の呪縛から逃れられず、しだいに矛盾が拡大して出口の見えない袋小路の中で、将来社会への里程標のごとき喧伝・誇張されているのが、グローバリゼーションなのである。」

どの章も面白い。結局政治の問題だからうまくいかない部分があるにせよ、そんな中で何をしなければならないのかを考え始めるにはいい本だった。
この次に『失敗の本質』を読み始めたが、そこから何か興味深い繋がりが見えてくるかもしれない。

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2013年12月13日

Posted by ブクログ

経済論理中心ではなく平和共存を目指すアジアの共同体を主導できるのは、先進国でありアメリカに対しても影響力を行使できる日本。

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2011年11月14日

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