【感想・ネタバレ】天体の回転についてのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

同じ作者の作品が面白かったので買ってみた本。

天体の回転については科学を恐ろしいものと考えるようになった人類の中で科学に興味を持った青年?が天橋立(軌道エレベーター)に乗る話。リーナかわいい。
一応、ハッピーエンドなのかな?
妖怪がよくわからなかったけど、科学を使う人類のこと?

灰色の車輪はロボット三原則を主題にした内容。ちょいグロだったけど面白かった。

性交体験者は超絶エログロだった、こういうのはいい!

300万も予想外の展開で楽しめた。テラってそういうことだよねw

盗まれた昨日と銀の船は衝撃のラストで面白かった。

他の作品もなかなか面白かった。

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2014年06月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ハヤカワ文庫から出てる小林泰三の短編ですね。レーベル通りSF寄りの作品が多めです。
後に失われた過去と未来の犯罪 や 記憶破断者になるような記憶の扱いが見られファンには嬉しい作品かもしれない。ミステリーとしては、重力が無いのが普遍的な未来の世界で実は重力のある地球が舞台でしたという叙述トリックを成立させたい文学少女の話が面白い。彼女らにとっては血が吹き出たら球体になるし、ジャンプをしたら落ちてくることは無いのだ。

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2023年01月04日

Posted by ブクログ

ネタバレ

どれも面白かったけど、表題の「天体の回転について」は感銘できるところもあり凄くよかった。文化をなくした人間でも、2次元には惹かれてしまうんだなぁと、呆れるような安心するような。

個人的には2次元に恋をした人間は報われないと思っているので、最後のオチはあんまり納得いかなかったけど、あれは小林泰三の良心だと思うことにする。

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2012年08月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

確か軌道エレベーターが話題になった時にいつか読もうと思ってWishlistに入れていた作品。小林泰三はどちらかと言うとぐろいホラー畑というイメージだったので、読み始めてから途中で「そういえば、この人って確かホラーなんじゃなかったっけ?」と気付いた(本人はSFが本職と考えているらしいが)。

表紙がアレなのでそういう話がメインかと思いきやそんなこともなく、SFとファンタジー(+グロ)の境界線で自由に発想を動かす短編8編を収録している。

短編集となるとどうしても作品ごとに当たり外れはやっぱりあって、個人的なお勧めはミステリー風味かつコメディタッチで読者にはまったく説明がなく物語が進んでいく「あの日」。こういう「よくわからない世界で起承転結の物語を描く」というのは、短編のほうがやっぱりむいている。
一方で、あんまり気持ちよく読めないというのは、最後の「時空争奪」。たぶん、ここのあたりが著者の真骨頂なんだろうけど。

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2015年01月11日

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