あらすじ
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戦争の正体を、あなたは知っているか
人類史上、大義の名のもとに起こされた戦争の数々。
そこには、歴史の影で暗躍する""悪魔""の存在があった。
愛国心、正義、祈り……「善意」を操り、戦争へと扇動する悪魔の軛(くびき)を断ち切れるのか――
第二次世界大戦下の日本。一人の軍人が、戦争を操る悪魔の存在に気づく。
しかし姿の見えない敵に為す術なく、日本は敗北へと向かう。
時は流れ、現代。戦火の中を生き延びた青年の前に現れた、正体不明の少女。
「民衆の涙を込めよ」——その言葉の真意とは。そして悪魔と人類、戦いの果てに待つものとは。
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匿名
『シャアル』読了。感想メモ。
タイトルだけ見た時は正直「悪魔×戦争」でありがちなダークファンタジーかなと思ってたんだけど、良い意味で予想を裏切られた。
歴史の裏側に一本の線が通ってる感じ、こういう構造好きな人は絶対ハマると思う。
キャラで言うとロイが個人的に一番怖かった。「愛国心の悪魔」って、力技じゃなくて言葉と感情を利用して人を動かすタイプの敵で、こういう「暴力より洗脳系」の悪役、リアルに刺さるから精神的にくる。
一方で白鳥伍長みたいな、ただ目の前の理不尽に怒って抗おうとする人間側の描写も、そこが物語の救いになってる。悪魔サイドの理屈だけで押し切らずに、ちゃんと「人間の側の意志」を描いてるのがこの作品のバランスがいいと思う