【感想・ネタバレ】どんな本でも大量に読める「速読」の本 【電子書籍版 特典付】のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「30分で読み終えて確かに理解したけれど、それでもどこか引っかかっている部分がある。10年後のあなたには、今のあなたとは違った理解に及ぶかもしれない」
「短時間で読み終えて何も残らなかった本より、読み終えた後も長く引っかかっている本のほうが、絶対に私たちの糧となるからです。」

これが読書の醍醐味ではないかと思った。
これまでの速読本はノウハウだけであって、読書の醍醐味まで及んでいなかったが、この本はこれについ書かれている。

読書がつまらない人は、方法論しかしることができず、この醍醐味を味わいたいのにそれを満足できない故に、そう感じるかもしれない。
この本は、速読法のみならず、それを解消してくれる。
そういう意味で素晴らしい本だと思う。

速読初心者の悩みが、早く読み終えられない、内容を覚えていないといったもの。
しかしこの本の以下の説明を知れば、安心できるかもしれない。

「わからないこと」がどこなのか解ることも、大きな前進
高速大量回転するなかでストックを蓄えても、全て理解できるわけではない
速読を繰り返して理解出来ない場合は、ゆっくり精読しても、おそらく理解出来ない。その場合は自分に荷が重かっただけ。

興味深いのは、「積読」の有効活用。
「積読」をしないのは、むしろ自分の読める本や自分の枠の中にある本しか呼んでいない可能性があり、単なる検索になってしまっている。
「積読」は難しい本や馴染みのない本を手に取り、自分の枠を超える読書をする入り口となる。
今まで、「積読」は悪しき行為とおもっていたので、これは意外。
面白いのでやってみたい。

具体的な速読法としては
1)目次を2分で10回転
2)まえがき・あとがきを5~6分で10回転。
3)見出しだけを5~6分で3回転。
4)残り15分で、気になった言葉・箇所を回転読み。
5)、途中で1)2)もおりまぜながら4)を行う。

読んだといえるには、「要訳」を説明できること。
この方法なら、本全体を読んでいけば要点を記憶できる。

1
2011年12月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

4 できそうな感じの速読法でなかなか面白い。速読力=速読技術:分かろうとせず音読する×知識・情報・経験等のストックであり、ストックを高めることが重要。ストックをためるために同じ本を繰り返して読むのが肝であり高速大量回転法らしい。目次・前書・後書などの要約、見出し・キーワードに絞って繰り返し読んでストックを蓄える。速く読むから期間をおいて読むより全体の理解が深まる。再読の方が速く読め理解が深い。見出しや目次だけでいいと考えると気軽。 最初2-3分で目次を、次の5-6分で前書・後書きを5-10回転。 本文見出し読みを5-6分で3回転。残り15分で気になる箇所を拾い読みで30分で読めるらしい。1回で分かろうとせず全体を繰り返し流す。
小説もいける記載だが基本的には微妙な印象。気の進まない本は積読でタイトルだけ見るだけでも距離が近づく。
フォトリーディングは脳に全体を写し取るイメージでありこれまでのストックの範囲に落としこみがちになり勘違い理解になりがちとのこと。レバレッジリーディングの検索速読は読書のリターンを下げがちでありネットの方がいいのではとのこと。電子書籍は積読しにくい手の感触が同じカバーオビ情報がないなどで微妙とのこと。

0
2016年08月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

速読術もいろいろ読んでみてますが、
こちらの内容はまぁすっきり入りやすいかな?
今後は最低2回以上読むことにしようかな。

この本は、まず60分で読みきって、
直後に10分で再読してみました。
内容すっきり入ってる気がします。

速読の技術もいろいろありますが、
「自分が蓄えてきた知識経験のストックの量や質に関わっている」
これはとても賛成です。

速読術の本が素早く読めたのもベースの知識経験があったから。
同様に30分、ないし60分の中で知識経験を作ってしまうのは、
よい考え方かなと。

一読を薦めます。

0
2012年02月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

速読力=速読技術×ストック
スットクを増やす=繰り返し読む
入門書から始める。
どこがわかるかわからないかを事務的に確認する
速読とは本を読んでいる自分を読む

0
2012年01月08日

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