【感想・ネタバレ】どんな本でも大量に読める「速読」の本 【電子書籍版 特典付】のレビュー

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2011年12月22日

「30分で読み終えて確かに理解したけれど、それでもどこか引っかかっている部分がある。10年後のあなたには、今のあなたとは違った理解に及ぶかもしれない」
「短時間で読み終えて何も残らなかった本より、読み終えた後も長く引っかかっている本のほうが、絶対に私たちの糧となるからです。」

これが読書の醍醐味で...続きを読むはないかと思った。
これまでの速読本はノウハウだけであって、読書の醍醐味まで及んでいなかったが、この本はこれについ書かれている。

読書がつまらない人は、方法論しかしることができず、この醍醐味を味わいたいのにそれを満足できない故に、そう感じるかもしれない。
この本は、速読法のみならず、それを解消してくれる。
そういう意味で素晴らしい本だと思う。

速読初心者の悩みが、早く読み終えられない、内容を覚えていないといったもの。
しかしこの本の以下の説明を知れば、安心できるかもしれない。

「わからないこと」がどこなのか解ることも、大きな前進
高速大量回転するなかでストックを蓄えても、全て理解できるわけではない
速読を繰り返して理解出来ない場合は、ゆっくり精読しても、おそらく理解出来ない。その場合は自分に荷が重かっただけ。

興味深いのは、「積読」の有効活用。
「積読」をしないのは、むしろ自分の読める本や自分の枠の中にある本しか呼んでいない可能性があり、単なる検索になってしまっている。
「積読」は難しい本や馴染みのない本を手に取り、自分の枠を超える読書をする入り口となる。
今まで、「積読」は悪しき行為とおもっていたので、これは意外。
面白いのでやってみたい。

具体的な速読法としては
1)目次を2分で10回転
2)まえがき・あとがきを5~6分で10回転。
3)見出しだけを5~6分で3回転。
4)残り15分で、気になった言葉・箇所を回転読み。
5)、途中で1)2)もおりまぜながら4)を行う。

読んだといえるには、「要訳」を説明できること。
この方法なら、本全体を読んでいけば要点を記憶できる。

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Posted by ブクログ 2012年02月06日

さまざまな速読の本を体験した作者が、胡散臭さをとっぱらった理にかなった方法を読者に提供している。
この方法ならば、無理なテクニックを身に付けるよりも現実的かつ有用である。
速読本の上に立つ速読本の新解釈です。
この内容ならば効果を体験できる人も多いはず

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Posted by ブクログ 2022年01月09日

【要約】
・過去に読んできた知識、情報、経験によって、それと速読術を合わせる。それが、各々の「速読術」。
・高速と大量回転で「周回読み」をする。
(目次と見出しを行ったり来たりする)

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Posted by ブクログ 2019年01月06日

納得感がある内容だった。
結局速読は「知識を蓄えれば速く読める」「理解出来なくてもまずは全体を俯瞰して読んで、それを繰り返す」ことが大事ということ。テクニックではなく、本質的な速読のやり方が書かれてある気がした。
このあたりの速読の本をいくつか読んで、使えるものだけ使っていきたい。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2016年08月28日

4 できそうな感じの速読法でなかなか面白い。速読力=速読技術:分かろうとせず音読する×知識・情報・経験等のストックであり、ストックを高めることが重要。ストックをためるために同じ本を繰り返して読むのが肝であり高速大量回転法らしい。目次・前書・後書などの要約、見出し・キーワードに絞って繰り返し読んでスト...続きを読むックを蓄える。速く読むから期間をおいて読むより全体の理解が深まる。再読の方が速く読め理解が深い。見出しや目次だけでいいと考えると気軽。 最初2-3分で目次を、次の5-6分で前書・後書きを5-10回転。 本文見出し読みを5-6分で3回転。残り15分で気になる箇所を拾い読みで30分で読めるらしい。1回で分かろうとせず全体を繰り返し流す。
小説もいける記載だが基本的には微妙な印象。気の進まない本は積読でタイトルだけ見るだけでも距離が近づく。
フォトリーディングは脳に全体を写し取るイメージでありこれまでのストックの範囲に落としこみがちになり勘違い理解になりがちとのこと。レバレッジリーディングの検索速読は読書のリターンを下げがちでありネットの方がいいのではとのこと。電子書籍は積読しにくい手の感触が同じカバーオビ情報がないなどで微妙とのこと。

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Posted by ブクログ 2015年09月20日

速読力、速読技術はぼっちでも訓練できる。
ストック(情報、知識、経験等)を増やすためには、リア充である必要があるだろう(客観的という意味において)。

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Posted by ブクログ 2015年04月21日

速読の本としてはとてもまともだと思う。イコール、呉真由美先生の講座で言われていることとほとんど同じだったと思う(あとがきで誤解の記述があるように、この著者は呉先生の講座は受けていないみたいだけど)。
わからないところに立ち止まらず、とにかく繰り返すということに集中すべし、ということは普段、実践できて...続きを読むいないかな。。。
後はこの内容をどれだけ実践できるか、ってことだろうな。繰り返すってのがやっぱり大事。

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Posted by ブクログ 2014年04月06日

速読とは、けして目を早く動かして早く読むことではなく、「音にしないで読む」「分かろうとしないで読む」のがポイント。

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Posted by ブクログ 2014年01月10日

速読については、いろんな方法がありますが、この本を読んで、やっと腹に落ちた感じ。なかなか良い本だと思いました。

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Posted by ブクログ 2014年01月03日

宇都出氏による速読法である「高速大量回転法」を紹介している。
従来の速読法とは異なり、技術に依存せず、忘却も回避出来る点がメリット。速読と相反する積読も推奨されている。理解度、記憶が求められる場面においては有効だと思う。

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Posted by ブクログ 2013年12月18日

速読力は速読技術✖知識等のストック

ストックをためることで読むスピードが速くなり、読むスピードが速くなって多くの本を読むから、またストックがたまる。

本を速読するときはわかろうとしないで見ることに集中する。あとからもう一度読み直すことで気になった部分やわからなかった部分を見直す

上記の性質を踏...続きを読むまえて、筆者は高速大量回転法を提案している。
目次などの部分から繰り返し読むことでストックを蓄えていき、どんどん早くなっていく

まずは目次を2分で10回転
目次の次はまえがきとあとがき
そのあとは本文の見出しのみ
最後に中身をみていく

いずれもわかろうとせずに見るだけにとどめる

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Posted by ブクログ 2013年12月15日

はじめて速読の本を読んだけど、割と納得できる事が書いてあった。
特に速読技術面をある程度ばっさり切ってるところが好感触。

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Posted by ブクログ 2012年12月22日

①目次:2分で10回転
②「はじめに」と「おわりに」:2分で10回転
③全体・部分を意識して本文2周

分かった気にならない。

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Posted by ブクログ 2012年11月25日

高速大量回転

時々思い出したように速読の本を読む。
が、身になった試しはあまりない 笑。おそらく根気が足りないのだろうな。

この本は面白かった。
今までは、一度でどれだけ大量の情報を頭に入れるか、という趣旨が多かった。
一方で本書は理解は置いといて、ざっと目を通す繰り返しをすることで、概要→詳細...続きを読むの順で読むことを推奨している。
確かに、見出しだけでも最初にざーっと見た方が全体の構成が分かり、その上で自分が気になって詳細を見ているのは全体のどの位置なのかが分かっていい。

・30分で本を速読するメソッド
①最初の2~3分で目次を5~10回転
②まえがき・あとがきを5~6分で10回転
③本文は見出しの拾い読みを5~6分で3回転
④残りの15分で自分の気になった言葉・箇所を中心に回転読みする

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Posted by ブクログ 2012年09月11日

渡り歩いた速読教室が10以上、かけた費用が200万という著者だからこそ、速読に関する偏った認識などではなく、それぞれの速読法による長所、短所も踏まえた上での見解であり、説得力もあった。
フォトリーディングにおいての陥りやすい罠には、思わずハッとさせられた。
速読というのは経験のある、知った内容である...続きを読むから、早く読めるのであって、知らない語句の羅列を、ただ速く読み進めたところで理解できるはずもない。
速読で理解できた部分だけを、本の全てだと勘違いしないようにしなくてはならない。

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Posted by ブクログ 2012年02月20日

速読術もいろいろ読んでみてますが、
こちらの内容はまぁすっきり入りやすいかな?
今後は最低2回以上読むことにしようかな。

この本は、まず60分で読みきって、
直後に10分で再読してみました。
内容すっきり入ってる気がします。

速読の技術もいろいろありますが、
「自分が蓄えてきた知識経験のストック...続きを読むの量や質に関わっている」
これはとても賛成です。

速読術の本が素早く読めたのもベースの知識経験があったから。
同様に30分、ないし60分の中で知識経験を作ってしまうのは、
よい考え方かなと。

一読を薦めます。

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Posted by ブクログ 2012年02月11日

速読は技術×ストックであり、速読のセミナーでは技術を教えてくれるが、実はストック(知識、経験などの)の方が大切というもの。著者は過去に200万以上を速読のセミナーに投資して本書を執筆した。この本で紹介されている読み方は、繰り返し読むこと。繰り返し読むことで情報が蓄積され一回目よりも早く読めるし、全体...続きを読む像も捉えやすい。なるほど!と思うことが多くあったので星4つにしました。

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Posted by ブクログ 2012年01月17日

速読のカギは知識の「ストック」である。文章を「見る」だけで理解するには、そこに書かれていることに関する自分の中の「ストック」がどれだけあるかで理解力が変わる。ストックが多ければ、読む速度は速くなる。ストックを蓄えるにはたくさんの本を読むこと。繰り返し読むこと。

勉強法としては、かなり実用性があるよ...続きを読むうに思います。今覚えたいことがあるので、早速参考にしようかと。小説についても簡単に言及されていますが、小説には向かないと個人的には思う。(小説の場合、繰り返し読みとかあり得ない…)既存の速読法に対する苦言の章は必要なのか疑問ですが、この著者は本当に本が好きなのだな、と思った。積読活用法は目からウロコ。もっとたくさん本を読みたくさせてくれる本でした。

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Posted by ブクログ 2019年04月28日

色々な「速読」の本があるが、分かりやすくまとめられた一冊だと思う。
速度教室や、講座を受けて「速読」が出来た気がしない人、「速度」に興味があるが講座に行く勇気がない人には、オススメかと。

簡単に言えば、一冊の本を何度も繰り返し読む読み方。
ただし、30分を目安にサクサク読むこと。目次やまえがき、...続きを読むあとがきを読み込むことなどのルールがあるが。
難しい技術的なことは、出てこないので、試しやすい読み方かと思う。

「いつか読もう」と背伸びする気持ちや「難しいけれど読んでみよう」という好奇心は、自分の成長につながります。
読書とは、もともとそういうものだったのではないでしょうか?
現実の人間関係にたとえれば、よく知っている人としかつき合わず、なじみの場所(店)にしか行かない人と同じです。p181

読書とは、本の著者と読者の人間関係とも言えるなぁと思った一文。

最後に、速読に必要な大事なことをお伝えしましょう。頭の回転の速さでも、素早く文字を見ていく力でもありません。
それは「センス・オブ・ワンダー」。「美しいもの・未知なもの・神秘なものに目を見張る感性」です。頭の柔らかさが、心が開いていることといってもいいでしょう。
この感性が鈍ければ、本との反応や共鳴も鈍くなってしまいます。そして、この感性を育むためにも、速読でさまざまな本の世界に触れることです。p188〜189

結局、本を読んでも、読む側の受け入れる力がないと、「馬の耳に念仏」状態です。
まずは、著者の話に耳を傾けてみてはいかがかでしょうか。自分の知らない世界観を見るのは、楽しいですよ。

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購入済み

理にかなっている気がする

2015年08月11日

映画の字幕なんかも最初は目で追って読んでいるけど、いつの間にか読んでないのに意味が頭に入ってくるようになっている。あれも速読の一種だったようですね。

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Posted by ブクログ 2015年06月27日

速読するには、まずその本の分野に関する基礎知識の理解(ストック)が重要。ストックが無いと、ちゃんと読むことはできない。
本当は、とにかく読むのが一番近道、ってところくらい。

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Posted by ブクログ 2015年02月10日

 「ストック(知識・経験・情報など)が多い人ほど速く本を読める」。これだけでお腹いっぱいになりました。「当たり前のことだけど良くぞ言ってくれた!」という痛快さでいっぱいでした。ストックなくしてフローはありえないし、そもそも、ストックがない人が本をじっくり読んだところで馬の耳に念仏です。ストックを軽視...続きを読むする風潮がある現代社会において清涼剤を得た感じがします。
 私は、この本から、「論語の素読」の意味を感じたし、そこからクラシック音楽の楽しみ方の根本的な考え方を他人に説明するときのヒントをつかんだ感覚があります。

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Posted by ブクログ 2014年11月27日

①高速大量回転法とは?
・繰り返して読む
・目次、前書き、後書きなど、要約を読む
・見出し、キーワードに絞って拾い読み
・ゆっくり読むと最初を忘れている

②時間をかける速読とは?
・タイトルが見えるように積読しておく

③気づき
・速読技術よりも、たくさんの本と接することで、知識量が増え、速読がで...続きを読むきるようになった
・ストックが多い人ほど、本を速く読める
・速読力=速読技術×ストック

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Posted by ブクログ 2014年07月27日

速読するには知識のストックがどれほどあるかで決まる。
何度も目次をみて内容を把握する。
文字を読まない。
全体を俯瞰するように内容を理解すること。

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Posted by ブクログ 2014年01月10日

確かに,このような本は 30分くらいで読めてしまう。
『に上も三の石年』
と みて、ことわざが 連想することができる。
つまり,読んではいない 見ているだけだ。
そういうのは、ストックがあるからだと指摘する。

文字を音にしないでみる。
わかろうとしないでみる。
本は 1回で読み終わらせる とおもわ...続きを読むない。
と,言うことには 納得できる。

リラックスして 視野を広く保ってみる。
中心視野と周辺視野。

速く読むから理解できる。
1回目より2回目のほうが速く読める。

わからないところを探すのが 読書である。
『解答のない本が一番いい本です。』
という指摘も正しい。

理解と勘違いは紙一重である。

記憶とは 失敗と繰り返しによって形成されるものである。

フォトリーディング
レバレッジリーディング
本を読む目的を鮮明にする。
確かに,目的がはっきりしておれば,読むスピードは速くなるね。

そして,本を読む目的を手放すために 読書は行うのである。

電子図書は つんどくができないので、身近にならないし、
思い出させることはできない。

美しいもの,未知なもの、神秘なもの
そういうものに対する センスオブワンダーが大切。

なるほどね。
理解とは読むことでできると思うのでなく
見ることでも理解ができるということだ。

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Posted by ブクログ 2013年07月20日

一番興味深かった表現は
「本を読んでる自分を読む」
ということ。

自分の知識と合わせて共感しながら読む。
今自分がどうゆう考えでこの本を読んでるか?
なぜこの本と出会ってるかを対話形式で話し込んでいく。

本から得るのではなく、
情報を照らし合わせ読書することのススメ。


速読だけが大切じゃなく...続きを読む、自分が感じるところは積読しなさい。
も染みた。

【理解を理解で上塗りしていく。】

このイメージを植え付けてくれただけでこの本は価値があった。
リラックスして視野を広く保ち、右脳フル回転で刷り込む。

速読はやはり小説向けではない理由。ふむふむ。

キーワードは
「高速大量回転法」
やり方をメモ。

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Posted by ブクログ 2012年07月30日

なんか速読に関する本は目新しいことがなくなってきました。この本は「コロンブスの卵(速読が先か、多読が先か)」について触れていることに好感が持てました。

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Posted by ブクログ 2012年04月19日

これなら、頑張れる気がする。
大量高速回転法ね。

これまで読んだ本では、眼力的なものの重要性を説く内容が多い。
本書では、それはそれで重要なんだけど、その前に知識のストックを蓄えること、1回で読み込まないことが大事という。

浅く読むことを大量に繰り返す。最初はストレスだが、頑張ってみようかな。。...続きを読む

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Posted by ブクログ 2012年03月20日

否定してはいるが、レバレッジ・リーディングと似ている。強いて違いを挙げるとしたら、レバレッジ・リーディングは目的を絞る読書スタイルだけど、本書はストックを埋める読み方。どちらも目次や、まえがき、あとがきを叩き込み、全体の流れを把握して、ある意味斜め読み、あるいは読み飛ばしているように思える。唯一の違...続きを読むいは本書がストックで穴埋めをするところ。同じ分野の本をいくつも読んでいて既知の部分はこんな感じで斜め読みできると思う。新しい分野でこれをやろうと思うと、どうなのだろう。ちょっと確信が持てません。試してみます。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2012年01月08日

速読力=速読技術×ストック
スットクを増やす=繰り返し読む
入門書から始める。
どこがわかるかわからないかを事務的に確認する
速読とは本を読んでいる自分を読む

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Posted by ブクログ 2011年12月02日

革新的な内容ではなかった物の
自分の何度も繰返し読めと言う所と
無利に理解しなくても良いと言う所に
共感が持てた

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