あらすじ
「駆け落ち、しよう!」幼馴染から唐突に提案された、駆け落ち計画とは…。(『サヨナラなんてあるわけないから』)何故かいつも、手袋で左手を隠している長阿弥先輩。その秘密を知りたくて…。(『その左手を掴んで』)人を殺してしまった。赤黒い血の色。だけど後悔はない…。(『この心臓を一途に』)他、全5編。一見何の関係もないそれぞれ別々の物語。しかし、一度読んだはずの物語も、別の物語を読むことで、その見え方が変わってきて…。意外な展開に驚き、泣けて、全てが繋がっていく――。読めば読むほど変化する、5つの物語。
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Posted by ブクログ
面白かった!!
叙述トリックが多めではあったと思うけど、この本のテーマとすごくハマってた!
タイトルもそうだけどトリックアート的な捉え方を大事にしてる?部分が多くて、結末は君次第ってところもそうだし、なんというか十人十色の読み方があるし、世界の捉え方があるって訴えかけてるように感じた。
今の時代SNSとかネットの流行で多様性の時代だーってよく言われてるけど、自分の印象としては真逆で
今は一個の考え方に対して良くも悪くも優劣がはっきりしてしまうというか、白黒付いてしまう世界だと自分は思うんだけど
この本みたいにその人の捉え方があって、それが良い悪いとかそういう基準ではなくて、その人にとってその結末を選んだことに意味を感じればそれでいいと思うんだよなー
何かと息苦しい世の中に、この人の、この本の伝えたいメッセージはすごく意味を持つと思う。
この本に出会えてよかった!