あらすじ
「うつかも?」と思ったら、まずこの1冊!
パートナー、家族、友人、部下…大事な人の様子がおかしい。メンタルダウンしてしまったかも?もしかしたらうつ病かも?
そう思っても、じゃあどうすればいいのかがわからない。
そもそもメンタルダウンとはどういう状態なのか?どんな症状が現れるのか?どうやって病院を選べばいいのか?治療の過程とは?家族・友人としてどう接するべきなのか?
NGワード、行ってはいけない病院、薬との付き合い方、公的補助、そして“支える側”も心が折れてしまわないよう、どうすればいいのかなど、家族や友人がどうすればいいのかを具体例とともに記していきます。
「支える側」の負担が大きいからこそ、正しい対処法を学んで、自分の心も守りましょう!
精神科が近くにない、といった状況でも、この本さえあれば家族のみでもメンタルダウンのトンネルを抜けることが出来るはず!!
※電子書籍なので、本文中に書き込むことはできません。必要に応じてメモ用紙などをご用意ください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
うつ病の症状や治療、病院の選び方、薬との付き合い方、家族としての接し方などが、とても丁寧に書かれています。私がこれまで考えていた、うつ病の人への対応方法と重なる部分も多く、共感しながら読み進めました。
特に心に残ったのは、はじめに登場する患者さんからの「私は元に戻れるでしょうか?」という質問に対して、著者が「元には戻りません」「前よりも、もっといい状態になりますよ」と伝えている場面です。最初に読んだときは「なぜ元には戻らないのだろう?」と疑問に感じましたが、読み進めるうちに、その言葉に込められた意味に納得できました。
また、調子が悪くなったときは、そこからまた登り直せばいい。そして、「あなたは一番下からここまで登ってきたのだから」と、その人の力を信じる著者の姿勢にも強く共感しました。回復とは、以前とまったく同じ自分に戻ることではなく、病気を経験したからこそ得られた気づきとともに、よりよい状態を目指していくことなのかもしれません。
うつ病の家族にどう接したらよいか悩んでいる方はもちろん、以前うつ病を経験し、少しずつ回復してきた方にも、共感できるところが多い一冊だと思います。
ただ、うつ状態の真っただ中にいる方にとっては、本を読むこと自体がしんどいかもしれません。無理に読もうとせず、少し余裕が生まれ、「知ってみたい」と思えたときに、ゆっくり手に取るのがよいと思います。
いつか尾林先生に直接お会いして、お話を聞いてみたい。そう思わせてくれた一冊でした。