あらすじ
「歩」くか「死」か。
若者たちの命を懸けたサバイバル。
これぞキングの出発点。伝説的傑作、復刊!
映画化! クーパー・ホフマン主演 フランシス・ローレンス監督
2026年6月26日全国公開
近未来のアメリカ。そこでは選抜された十四歳から十六歳までの少年百人を集めて〈ロングウォーク〉という競技が行われていた。それは、コース上をただひたすら南に歩くだけという単純なものだったが、このレースにゴールはない。歩行速度が落ち、三回以上警告を受けた者は次々に射殺され、最後に生き残った一人が決まるまで続く文字通りの「死のレース」なのだ。昼もなく夜もなく、冗談を交わし、励まし合って歩き続ける少年たちの極限状況を、鬼才キングが生々しく描いた異色作、復刊!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
旧版からリニューアル刊行されたので再読。
100人中ただ一人歩き続けた少年だけが生き残ることができるロングウォーク。
ただひたすら歩くだけ、なんならラストさえわかるストーリー。それなのに少年たちの友情、駆け引き、時折見える彼らのバックグラウンドで最後まで持っていかれる底力のある本です。
後半は意識朦朧とする中次々と倒れていく少年の描写が続くけど、それでも好きだな、面白い。
映画化はどうなっているのかな。(グロすぎるのと間が持つのか問題)
Posted by ブクログ
映画化に合わせて復刊されたので即買い。
キングが大学生の時に書いただけあって文体に荒削りな部分はあるものの若さあふれる勢いがある。
誰も死ぬなと思いつつ、最後の一人になるまで終わらない悲しさ。キング作品あるあるかもだけど、キャラクターが死ぬときはマジで一瞬で死ぬからそこがまたリアルで人の死は刹那の出来事なんだなということを思い知らされる。
参加者は相手を蹴落とそうとするのでもなく、共に歩く仲間みたいな風になっていくのがよかった。だからこそ仲間がどんどん脱落していくのが辛かった。仲間に自分の願いを託して死んでいくやつもいて涙。
主人公が友達なんて作らなきゃよかったと後悔していたけど、自分も同じ状況だったら友達を作らずにはいられないだろうな。
一方でなぜロングウォークが行われているのか、参加者はどういう動機で参加しているのかみたいな掘り下げがもっとあれば更に感情移入できて良かったとも思う。
Posted by ブクログ
キングの大学生時代、リチャードバックマンと名乗っていた頃の「死のロングウォーク」だそう。極限状態の少年達のやりとりや対話を元にして、そして次々と響き渡る銃音(ソレは一人ずつの死を意味する)でストーリーは展開してゆく。近未来の何のゲーム?何の罰ゲーム?何の類のスポーツなのか…わからないまま、半数以下になってゆく。前半はわからないまま、ダラダラと読んでいったけれど、後半以降、会話の内容や密度が深みを持って来て、一種の清々しい気持ちも。
結局、最後まで納得はできなかったけれど。