あらすじ
頭のいい人、説明がうまい人は、「たとえ話」が上手です。クドクドと「論理的に説明する」のは時間がかかります。しかし、気の利いた「たとえ話」なら、一瞬で相手を納得させてしまいます。たとえば、日本の国家財政の破綻的状況を、何兆円という単位の数値で説明されても、ピンときません。しかし、「家計にたとえれば、月30万円の収入の家庭で 毎月100万円の出費をして生活しているようなもの」と説明されると、急に実感が湧き、納得させられます。本書は、そのような気の利いた「たとえ話」の練習帳です。「たとえ話」で重要なのは「アナロジー思考」、つまり「直感」です。「論理的思考」ではなく、なぜ「直感」なのか? その理由も本書で明らかになります。会議、接客、商談、プレゼン、企画書、メール、デート、SNS……仕事もプライベートも、もっともっと充実させる本!
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Posted by ブクログ
会話で、自分の主張を相手に納得してもらうには、論理的思考ばかりに頼らず、「たとえ話」も必要。
しかも、「たとえ話」は直感に働きかけるので、相手を瞬時に共感、納得させることができる。
本書は、上記の趣旨で、「たとえ話」の効果を数々の事例で解説し、その上達のコツを伝授した上で、50の練習問題でレッスンするといった内容になっている。
要点や書き留めておきたいと思ったポイントを以下に列記する。
○「たとえ話」の決め手は論理力ではなく、印象操作力
○「たとえ話」は「直感」に働きかける(アナロジー思考)ので、納得させるのに時間を要しない
○相手が既に知っている世界から探し出す、過去の経験や知識の中から似ているものを探し出す
○「たとえ話」とは、相手の脳に強制的に「過去との一致」に気づかせること
○「たとえ話」とは、「通常の表現」を「相手わかる表現」に通訳すること
○必要なのは、抽象化する力、木でなく、森を見る力、本質を見抜く力
○「たとえ話」上達法は
①物事を俯瞰する「鳥の目」を持ち、日々の体験を「教訓化」したり総括する習慣を身につけること
②あえて他人と反対の意見を持て「天邪鬼」になることで脳を刺激し、固定観念から離れ、柔軟性を持つこと
③一日一回、物事の相互関係や構造の類似性に着目した「謎かけ」をすること
練習問題については、ピンとこないものが多かった。