【感想・ネタバレ】強く儚い少女達のレビュー

羽央

恋には快楽と一緒に、苦痛も同居する。でも苦痛もあるからこそ本当の快楽であり、その果てには幸福もある。だから恋はやめられない！ 人生における一瞬のような少女時代。その時代に恋にすべてを捧げた強く儚い少女達のラブストーリー。

[ブクログ · ★★★★☆]

エロが交じろうともそうでなくても
最後に見守ってくる男が女は結局好き。
簡単だと思うんだけど、なんでできないんですかね？
まーったく！

[ブクログ · ★★★☆☆]

2001～2003年に雑誌掲載されたという、女子高生の性愛を描いた短編集。
今まで読んだこの人の本の中では割とマトモな印象。
ぶっちゃけ、やってることは一緒なんだけど（笑）
キャラクターに現実味というか、ちゃんと「生きてる感」が出ていて、
特に冒頭の、向かい合った二階の窓から行き来する「恋じゃないだろ？」は
まあまあ悪くなかった。
が、モチーフなど、ところどころ先行作品の
よく言えば引用、悪く言えばパクり？
みたいな部分が気になった。
……いや、気にするほどのことでもないんでしょうけどね。