【感想・ネタバレ】アンバサダー・マーケティングのレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ 2013年10月23日

「広告が効かない」と言われるこの時代に、有効な手段としては、「熱きファンを戦力に変える新戦略」が必要だと。その熱きファン(アンバサダー)がマーケティングの戦力になると。その背景、考え方、具体的な施策までよくまとめられている。「アンバサダー」というより「アドボケイツ」という単語の方が正しい気がするが(...続きを読む徳力さんもそう書いているが)、やはり、彼らの推奨は広告よりも影響力があるし、ある意味、仕事でやっている人達よりも一生懸命に推奨するのだと思う。まあ、自分に振り返ってみれば、このように、感想を書き込む行為自体がアドボケイツの行動なのだろうか。これからのマーケティングを考えるにはいい良書。

0

Posted by ブクログ 2018年06月26日

まずはアンバサダーマーケティングを理解するために、自分自身がアンバサダーになってみようと思い、実行してみます。

0

Posted by ブクログ 2018年04月15日

企業を応援する顧客、アンバサダーが、企業にとってどれほど良い効果をもたらすものか説く。

アンバサダーは口コミ、ネット上での書き込みによって他人に商品やサービスを勧め、時には批判者から企業を守ろうとする。
 現状、生活者は企業が出す広告よりも、他人からのオススメを信用する傾向があり、アンバサダーの影...続きを読む響力は一層強い。
 アンバサダーらの行動は無償であり、無報酬であるからこそ彼らの意見は信頼される。

本書では事例を挙げつつ、アンバサダーの性質や、彼らをマーケティングに取り入れるにはどうすればいいか、質問の仕方やお礼についてなど解説している。
_______

ネット上を口コミやレビューが活発なことには私も気づいているつもりだったし、知人からの推薦されたものをチェックしたくなる感覚は自覚していたが、改めて納得した。
 また、人が企業のメッセージを受けどのような反応をするのか、繊細な問題だが、実はこういった考察の視点は、私たちの普段の人付き合いでも応用が効くことに思われる。人の心理について認識を深める本としても読める気がする。
 それから、私自身も生活者の一人として、好きな企業をもっと応援してみたい気分になった。好きな企業が発展したり、その企業から感謝されたら、当然嬉しい。
 本にも書かれているが、アンバサダーの増加は現代の一次的な流行というより、人としての必然なのだろう。

0

Posted by ブクログ 2015年12月30日

拡散具合や、リーチだけを、ソーシャルメディアマーケティングの効果測定にしていいのか。それに代わるものはどう定義してまとめるべきか。を考えていたタイミングで読むことができ、大変良かった。インフルエンサーとつなげてリーチを増やすというアプローチではなく、アンバサダーの集団を作りつながることで、ポジティブ...続きを読むなアクションをネット上で増やしていこうというアプローチ。一瞬、遠回りにも感じるけど、そうした取り組みが、批判的な投稿への一番の対抗策になると説く。ぼんやりイメージしていたものが、頭の中で明確に整理できた。

サービスを愛して広める意思と行動力のある人々を、どう増やしていくか、やるべきこと、やってはいけないことが、汎用的かつ具体的に書かれているのは分かりやすかった。

こういうぼんやりした概念を、フレームワーク化するのは、生産性を重視するアメリカっぽいやり方。

後半で書かれている、追跡、指標の持ち方は、現実の仕事でやろうとするとやはり課題。NPSについてはもう少し深く日本でのソリューションや活用事例を調べてみたい。

0

Posted by ブクログ 2015年10月09日

■アンバサダー・マーケティング

A.「アンバサダー」とは、ある会社を熱烈に応援し、見返りを求めずに、商品の魅力を広めてくれる人のことである。彼らのおススメ(推奨)は、消費者の購入決定に強い影響を及ぼす。

B.「ファン」や「フォロワー」と「アンバサダー」は全く違う。特定のブランドを推奨する理由とし...続きを読むて、ファンやフォロワーは「値引きや特典を受け取るため」というのが多い。一方、アンバサダーの動機づけとなるのは、「すばらしい体験を伝えたい、他の人たちを助けたい」という気持ちだ。

C.アンバサダー・マーケティングのポイントは、次の5 つである。
1.アンバサダーに報酬を払わない
2.アンバサダーが簡単にレビューや体験談を書けるように、ツールを提供する。
3.アンバサダーを継続的に発掘・活性化する
4.アンバサダーの意見に耳を傾け、やる気を引き出す
5.結果を追跡し、手法を最適化する

D.アンバサダー・マーケティングでは、まずアンバサダーを「発掘」する。その際、有効なのは「当社を友人に強く薦めようと思います? 0 から10 までの数字でお答えください」という質問である( 9~10 と答えた顧客がアンバサダー)。

E.アンバサダー・マーケティングの要は、アンバサダーの「活性化」である。その方法としては、商品やサービスを評価するレビューや体験談を書くよう呼びかける、といったものがある。

F.ある調査によると、フェイスブックで特定のブランドに「いいね!」を押す理由のトップは「値引きや特典を受け取るため」( 40%)で、「他の人たちに自分が支持していることを伝えるため」( 39%)、「無料サンプルをもらうため」「会社の最新の動向を知るため」( 34%)と続く。

0

Posted by ブクログ 2014年01月27日

アンバサダー(推奨)してくれる方を活用してマーケティングを行うことで、多大なメリットがあるよ。
という本書。

学んだこと
・レビューや書き込みなど、ユーザーが周りに進めてくれる環境を整えてあげる。これにつきる。

・本書で取り上げられている「究極の質問」は、アメリカ的でこれを日本で実施する場合には...続きを読む、根底から考えないといけない要素が含まれていそう。

・報酬の部分。金銭でなくって書いているけど、割引クーポンなども記載されており、整理されてないような気がする。
これは、「ゲーミフィケーション」に書かれていた「内的動機付け」「外的動機付け」という区分による、前者であると想定される。
※金銭かどうかでなく、動機。

・イェルプの話にもあるように、確かに口コミにおける売り上げへの影響はあると思う。
※イェルプの評価により、売上が変わる事例より

0

Posted by ブクログ 2013年12月12日

新たなマーケティングの方法を知ることができる一冊でした。考え方自体は、マーケティングに限らない、いろんな場面で応用できると思います。

0

Posted by ブクログ 2013年10月13日

自分たちの商品を広めるにはアンバサダーに依頼をした方が、確実かつ可能性が高いことを本書では示している。アンバサダーは商品に、そして会社に対して、一般の消費者とは比べ物にならない程の熱意があり、人に話したり、広めずにはいられないといった性質がある。ただ、だからといって彼らは、それに見合った値引きや優遇...続きを読むを受けたいという思いからそうしているのではないというとこがミソでもある。

アンバサダーはインフルエンサーやリピーターとは違い、意図的になってもらおうとしてそうなってくれるものでもない。だからこそ、彼らを見つけた時には自分たちの社員の一人であるかのような心持ちで接するべきであり、さらに会社や商品を良くしていくためにも、彼らの力に頼りながら発展向上に向けた取り組みを会社単位でしていくべきなのである。

0

「ビジネス・経済」ランキング