あらすじ
十九世紀後半以降、アメリカへ流入するさまざまな民族や宗教から自らを差別化していった〈最古のアメリカ人〉たちは、自らの誇りをどう保ってきたのか。文化多元主義が主流となりゆくなか、ワスプはユダヤ系やカトリック、有色人種らに権益を分かつ一方で、ワスプ右派からの圧力にも対処しなければならなかった。本書は、四面楚歌の状況のなかでのワスプの生活と心理を探り、彼らの行動の哲学は何なのかを分析する試みである。
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Posted by ブクログ
[ 内容 ]
十九世紀後半以降、アメリカへ流入するさまざまな民族や宗教から自らを差別化していった「最古のアメリカ人」たちは、自らの誇りをどう保ってきたのか。
文化多元主義が主流となりゆくなか、ワスプはユダヤ系やカトリック、有色人種らに権益を分かつ一方で、ワスプ右派からの圧力にも対処しなければならなかった。
本書は、四面楚歌の状況のなかでのワスプの生活と心理を探り、彼らの行動の哲学は何なのかを分析する試みである。
[ 目次 ]
第1章 ワスプとは何者か?
第2章 ワスプ最後の降盛期1920年代
第3章 女王である母が君臨するワスプ家庭
第4章 後継者養成のカリキュラム
第5章 ワスプ男性の支配力の源泉、クラブ
第6章 ブッシュは監督派の大統領の十一代目
第7章 病めるワスプ
第8章 改革されたワスプ文化、その現状と未来
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