感情タグBEST3
Posted by ブクログ 2024年04月22日
やや古いが、シナリオプランニングのワークのイメージは結構ついたので、必要十分という感じ。
よくもまあこんなに上手くまとめるなという感想は出る。各種リサーチ情報を受け、貴社においてはこうこうこうである、の部分。
Posted by ブクログ 2021年06月01日
表紙がかっこいい
内容は戦略系の本によくあるあるの内容で、こんな感じに進めていって、こんな感じのフレームワークを使うと良いよという内容。目新しい感は無い
ただ、ケーススタディが非常に充実しているので、プロジェクトとかする時にチラ見するのはとっても良さそう。
Posted by ブクログ 2019年05月28日
仮に○○が起こったらどうなるか?という仮説をつなげたものがシナリオ
(クライアントにとって)重要な事項は何か?示唆は何か?PEST
業界構造の変化は何か?5F
インパクトが大きいものは?分岐点は?
インパクトは?不確実性は?
何が見えてない?に気づくことが第一歩、見えてないことを探す
シナ...続きを読むリオツリーとシナリオマトリクス
分岐点となる重要因子→シナリオ(ツリー)
決定的な要因の掛け算→シナリオ(マトリクス)
Posted by ブクログ 2017年12月28日
コンティンジェンシープランのような考え方で、
将来の様々な外部環境の変化をシナリオとして捉え、
それぞれに対する対応策を戦略として考えようとするもの。
イメージが湧きやすく良著。
<メモ>
・インフリューエンスダイアグラム 要素間の因果関係を図時するもの。ループ構造などを可視化でき、重要な要因特定...続きを読むに役立つ
・戦略の3類型 適応型、形成型、留保型
外部環境に適用しようとするもの
外部環境構造を有利にしようと大胆な施策を取るもの
変化に対応できるよう最低限の投資は行っておこうとするもの
・デファクトスタンダート化したコアコンポーネントの存在。汎用プラットフォームを開発供給するプレーヤーの存在。汎用プラットフォームを用いて最終商品を供給するプレーヤーの発生と十分な規模性
この三つが満たされると産業構造変革がもたらされる。
・幽体離脱して俯瞰してシナリオを考える。
外の業界ならどう考えるか、買収先はどう考えるか、どうなったら会社が潰れるか、業界が危機に陥るか、未来から振り返ると何が分岐点となりそうか
Posted by ブクログ 2017年05月28日
第一章、第二章、第三章、第十二章を読むことで、シナリオプランニングの全体像をつかむことができる。第四章~第九章は具体的な事例で、興味のある業界以外は読む必要ははいと思う。
[STEP1] 環境分析
・マクロ環境/ペスト分析
・業界分析/Five Force
・内部環境分析/インフレンス・ダイヤグラ...続きを読むム(各因子の関係性の整理)
[STEP2] 重要因子の特定
・機会・脅威の分類
[STEP3] 因子の評価、シナリオ定義
・影響度と不確実性による評価
[STEP4] 戦略検討
・適応型/形成型/保留型
■影響度の定義
・これまでにない大規模の市場が誕生
・他業種の大市場を取り込む
・市場を支配する新たなルールが誕生
・既存ビジネスの前提条件が否定される
・需要・収益が業界として消失する
■不確実性の定義
以下の条件にすべて該当する場合、不確実性は低い
・起こることがほぼ読める(既に因子実現の予兆が市場で三受れらる)
・仕上がりの姿が読める(技術・経済性・行政の動向などから考えて、最終型が想定できる)
・タイミングがある程度読める(技術導入のロードマップ、法改正のスケジュールなど、因子実現のスケジュールが定義されている)
■その他メモ
・シナリオプランニングは経営環境に関する未来のストーリー(仮説の連鎖)作成
・シナリオプランニングは予測の正確性に価値があるわけではない、未来を当てることよりも備えることが重要
Posted by ブクログ 2014年01月26日
シナリオ・プランニングの概要と基礎編から応用編までのケーススタディにより、シナリオ・プランニングがどのようなことで、どのように使われるのかは分かった。
実際に利用するとなると、俯瞰的・総合的な情報収集力と分析力、判断力が必要で、個人のレベルで取り組むようなものでもないと感じられた。
ケーススタディは...続きを読む、どれも現実のものであり、現状認識や対応方策のあり方を知る点でも参考になった。
4-13
Posted by ブクログ 2013年12月19日
いい本でした。
不確実性を考慮した戦略策定に関してのフレームワークの話。
戦略策定のみならず株式投資などにおいても非常に有効なフレームワークだと思う。
外部環境分析→内部環境分析→情報整理して→戦略策定
と基本的な戦略策定の流れと同じ。
しかし不確実性を考慮したシナリオプランニングとして、
内部環...続きを読む境分析で「インフルエンス・ダイアグラム」という分析を行い事業のKFSを中心とした因果関係を図式化する。
そしてこのKFSに影響を与えうる可能性(因子)を機会と脅威の観点から整理する。
さらにこれらの因子について、縦軸に「その可能性が実現した際のインパクトの大きさ」をとり、横軸には「その可能性の不確実性」をとりマトリクスで情報を整理する。両者は上、及び右にいくほど大きくなる。
左上の第二象限は「ベースシナリオ」、右上の第一象限は「重要な検討対象因子」、左下の第三象限は「重要ではない因子」、右下の第四象限は「モニタリングすべき因子」として分類する。
ベースシナリオを基本としながら、重要な対象因子にも対応出来るような戦略を考えるべきであり、この両者に対する戦略として「適応型戦略」「形成型戦略」「留保型戦略」の3つを挙げ、それぞれにマッチした戦略を取ることを勧めている。
Posted by ブクログ 2022年03月22日
少し仕事でシナリオプランニング(シナプラ)について
理解する必要性が出たので、ささーっと読んでみました。
さすがコンサル会社の出している本というか、
しっかりとしたフレームワークに沿って、
シナプラの説明がされていて、かつ事例(ケース・スタディー)も豊富。
この本を読めば、シナプラというものがどう...続きを読むいうものなのか、
しっかり理解できることと思います。
ただし、この本も厳密に同じやり方で
シナプラを使っているようではないみたいで、
ローカルルールというか、ケース・スタディーによって、
やり方が若干異なります。
すなわち、シナプラといっても画一されたやり方がある訳ではなく、
微妙に異なる色んな方法論があるってことが一番の気づきでした。
あんまり頭を固くし過ぎずに、シナプラに取り組んだ方がいいってことですな。
Posted by ブクログ 2019年06月19日
【目次】
1.シナリオ思考の時代
2.シナリオプランニングのフレームワーク
3.シナリオプランニングの検討チーム
4.世界の酒類・飲料業界の変化
5.地銀の生き残り戦略
6.インド小売市場の20年後の姿
7.電力大競争の行く末
8.エコカーの本命
9.アップル・サムスンによるスマホ・タブレットの覇権...続きを読む争い
10.アジアの経済・貿易ルール作りの主導権争い
11.サキヨミマップで情報通信業界の制度変化を読み解く
12.シナリオプランニング活用のポイント