あらすじ
山陰地方を走る六つのローカル線の駅に、解体された女性の遺体がバラバラに流れ着く。胴体部は大阪駅で発見されるが、首はついに見つからない。休暇で故郷を訪れていた警視庁捜査一課の吉敷竹史は偶然この犯罪に遭遇し、捜査に関わることに。犯人はいつ、どこで、どのように死体をばらまいたのか――。大胆な着想と精緻な論理が結実した伝説的トラベルミステリー作が完全版で甦る!
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Posted by ブクログ
電車に忘れ物。
両腿、両足、両腕、胴体、7つ。
指紋、濃硫酸で消されている。
胴体の入ったバッグに豆と麦の粉。
伝説。出雲国風土記に出てくる国引きという説話。
八俣の大蛇退治。出雲系の神話。
本星と思われた女性、当日は出雲一号ではなく(出雲一号からは、今回死体
がみつかった全ての死体に遺棄できる)、富士に乗っていた。
証拠の写真もある。
車掌にも聞いてみたが、問題の女性のことは覚えていた。何度も一号車から後方の車両に行っていた。
青木恭子。被害者? 行方不明。
家には毛髪一つ落ちていなかった。
野村操。出雲の史実の考えについて。青木恭子と対立。
野村、車掌の証言では、富士を広島で降りている。
出雲一号を八俣の大蛇の胴体と見ると、それぞれ大蛇の頭を現しているかのように分かれて線路が続く。
野村の乗っていた富士に青木恭子が当日乗っていたという証言。最初はいたが、すぐにいなくなった。
出雲一号は、20分遅れで富士のあとをついていく。
出雲一号の死体をばらまいたとおぼしき若い男。野村毅。野村操の弟。
野村毅、何も持っていなかった。切断どうやって?
途中で連結される電車があることに気づく。
但馬二号は途中で後に3両連結する。
胴体だけは、野村操自身が但馬二号に乗せた。広島から引き返して。
野村操は野村毅に手足を引き渡すときに、ホームのゴミ箱を利用。
富士が停車すると、野村操はホームに行き、切断した死体の一部が入った紙袋をゴミ箱に入れておく。15分後にやってくる出雲一号の毅がこのゴミ箱かは紙袋を取り出しら車内西戻る。
野村操は、首の処理を
飛行機で出雲→東京→鹿児島と行くことで時間を使った。
出雲木次町の八本杉。
野村操にとって、青木恭子は八俣の大蛇だった。だから、八つ裂き。
吉敷竹史、池地由紀夫を使い罠をはり、野村操に首を掘らせようとする。
池地由紀夫、野村のために、吉敷竹史の罠の計画にのった。野村が好きだった。
ただのトラベルミステリではなく、本格ミステリでもあるのがすごい。本格ミステリなのに、刑事ものでもあるので、徐々に事件が解ける様を読者と吉敷竹史が共に歩んでいくのもいい。
このシリーズ、最後に犯人に罠をかけるパターン多すぎるのは気になるが。。またそのパターンかと。